SFともとれる、壮大なホラー

「SFは社会実験である」とどこかの批評家が言っていたと思いますが、この作品はまさに国家規模のIFを描いた壮大なサイコホラーなのではないでしょうか。

著者の他の作品もですが、緻密なリアルの描写は「ありそう」と思わせるに十分にそれだけにぞっとするものがあります。

これがもし起こったら、そしてこの結末はどうなるのか。

まだまだ途中ではありますが、結末が楽しみな作品です。