概要
私は、ざくろらしい。
何をしても満たされず、渇きにも似た衝動を抑えることが出来ない美桜。女友達と笑っている時も、彼氏と部屋でくつろいでいる時も、幸せだと感じることは出来なかった。
──なにかが足りない。私のなかは、ずっと渇いている。
どうにかして自分のなかを満たそうと、美桜は人間の三大欲求に目を向ける。吐くまで食べ、死んだように眠り続けた。だが、なにも変わらない。最後に辿り着いたのは、性欲だった。
──なにかが足りない。私のなかは、ずっと渇いている。
どうにかして自分のなかを満たそうと、美桜は人間の三大欲求に目を向ける。吐くまで食べ、死んだように眠り続けた。だが、なにも変わらない。最後に辿り着いたのは、性欲だった。
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