行間から匂い立つ、瑞々しい青春ラブコメディー!

主人公の瀬戸内恋文(れもん)は、触れるものを全てレモンの香りに変えてしまう少女。
爽やかな様でいて、時にその強い香りが枷となることも。
舞台は通学途中の電車の中。瀬戸内恋文に、運命の出会いが待っていた!

レモンの香りと、男子の⚪︎⚪︎の香り。
これ以上無いくらいお似合いな、二人の邂逅。

思春期特有の瑞々しい感性が、行間から匂い立つかの様です。
軽妙な文体を用い、嗅覚を通じて青春の甘酸っぱい一コマを切り取ったような短編です。

爽やかでジューシーなラブコメディ。
冷めないうちに、是非お召し上がりください!