概要
13世紀キリキア。7歳で即位、夫を殺した男の息子と再婚、40歳で死去。
13世紀、キリキア・アルメニア王国の女王ザベル。
幼い頃のザベルは、偉大な父を敬う、どこにでもいる普通の少女だった。
突然の父の死。
たった7歳で女王として即位し、11歳で政略結婚を強いられる。
夫を殺した男の息子に凌辱の末、再婚させられた悲劇の女王として知られるザベル。
40歳という若さでこの世を去った彼女は、一体どんな想いで生きていたのか。
※当作品は、歴史的事実を元にして筆者が想像した歴史ファンタジーです。
※登場人物たちや事象は、実際にあった史実を元に書いておりますが、キャラクターたちの心情や会話については、完全なフィクションです。
※ザベル女王は、こんな女性で、こんな想いを抱いていたのではないか――という想像から書いておりますこと、ご了承ください。
※また、三話の凌辱シーンでは
幼い頃のザベルは、偉大な父を敬う、どこにでもいる普通の少女だった。
突然の父の死。
たった7歳で女王として即位し、11歳で政略結婚を強いられる。
夫を殺した男の息子に凌辱の末、再婚させられた悲劇の女王として知られるザベル。
40歳という若さでこの世を去った彼女は、一体どんな想いで生きていたのか。
※当作品は、歴史的事実を元にして筆者が想像した歴史ファンタジーです。
※登場人物たちや事象は、実際にあった史実を元に書いておりますが、キャラクターたちの心情や会話については、完全なフィクションです。
※ザベル女王は、こんな女性で、こんな想いを抱いていたのではないか――という想像から書いておりますこと、ご了承ください。
※また、三話の凌辱シーンでは
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あなたは、何をもって「悲劇」と呼びますか?
本作は、13世紀のキリキア・アルメニア王国の女王ザベルの人生を描いた、歴史ファンタジー作品です。
浅学な私は知らなかったのですが、彼女は文字通りの「悲劇の女王」としての過酷すぎる人生を歩んでおります。
「歴史」、「悲劇」と、馴染みのない方は、ためらってしまうワードもありますが、そこはご安心を。歴史に馴染みのない方も入りやすい、わかりやすくて美しい語り口の作品です。
特に、作中で語られる「杏は、木から遠くに落ちない」という格言が、印象的でした。希望の言葉ようにも思えるのですが、見方によっては呪いのようにも思えてしまって。まるで彼女の人生に絡みつくみたいに、彼女自身を象徴する言葉のようにも…続きを読む - ★★★ Excellent!!!それでもアルメニアの血は絶えない。
アルメニアの悲劇の女性と知られるザベル。この物語は、わずか7歳で女王として即位し、若くして亡くなった彼女の壮絶な生涯をたどる物語です。
ザベルは女王となりましたが、あまりに若く政務を行うことができないため、大貴族であるヘトゥム家が摂政がつくことになるのですが、これが悲劇の始まりでした。
摂政の専横は極まり、望まない婚姻関係を強制され、女性としての尊厳をことごとく踏みにじられ、それでも脳裏をかすめるのは、父から強く言い聞かされていた「あの言葉」なのでした。
格調高い文体の中で吐き出されるザベルの独白に、当時の女性のままならなさが伝わってくるかのようでした。重厚な歴史の一幕が人間の生々しい…続きを読む