クリスマスに最高の贈り物のような物語。どうぞお読みください面白いです!

 リゼルナ侯爵の次男であるヨハンシュは、ある日突然兄から「結婚が決まった」と告げられる。

 その相手こそフォーゼ・ルナ・モーリウス。モーリウスの毒婦といわれる王女だった。

 この王女は過去に婚約し、その婚約相手は常に滅亡する運命。つけられた渾名が「モーリウスの毒婦」だったのだ。

 しかし、本来の彼女は、母違いの弟妹に虐げられ、父王に指示されるまま、幼いころから婚約と婚約破棄を繰り返してきた、王女の悩みは深かった。

 そんなこととは知らず、婚約者として選ばれたヨハンシュは、兄とともに家の興亡のために、なんとか婚約破棄、離婚最悪コースを免れようとする。
 その方法が、なんと、溺愛コースって。

 笑いました。
 ヨハンシュは、そもそも女性にモテるイケメン。彼が本気を出して、毒婦を落としにかかります。

 面白いです。
 ほんと、面白い。
 さすがの武州さまクオリティ。
 
 読んで損はありません。ぜひぜひ、お読みください。

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