カメ子が落ちてきた朝から始まる異世界ファンタジー

いきなり設定が面白い。ホラーでなく、ファンタジーなんですね!
朝起きたら、部屋に全身緑色の女の子。しかも「カメムシのカメ子」と名乗る――出だしからインパクト抜群で、思わずクスッとさせられる。

カメムシなのにやけに落ち着いていて、逆に人間側が右往左往するのが面白い。特にお母さんの「とりあえず学校行きなさい」という現実優先っぷりが最高で、非日常を日常に押し込める力技が気持ちいい。

不思議だけど怖くない、笑えてちょっと和む。
肩の力を抜いて読める、やさしいファンタジーの始まり。

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