山を、ナメるな。

これぞ、「スローライフ」という甘い罠!

山で静かに暮らしたい。まあ、老後の選択肢としては皆、なぜかこう言うのです。
個人的な話になりますが私の父もそうでして……

だから山で住むと言うことがどう言うことか私には骨身に染みているのですがそんなことはどうでもいい!



いわゆる「忌地」
過去に何か、宜しくない哀しい事件がありその思念や怨念が残り続けているという地ですな。
何も知らないでそこに住み始めてしまった主人公雅也も、やはり都会暮らしに疲れておりました。


しかしこの山、どう言うわけか持ち主が複雑に入り組んでいる不思議な山。
そこにはお墓まである。

…… ……そして住み始めてみたら……案の定な結末が待っておるわけですが、




この山がいかにして作られたか考察させられることにこの物語の怖さがあると思います。


なぜ、持ち主が多数いて所有権が複雑に入り組んでいる?
なぜ、ここにみな住みたがる?
住んだら、どうなる?


その答えはぜひ、ご自身の目で確かめていただきたく、


是非、ご一読を!!