メアリーの剣士コルテーゼと勇者は、この先に何を見るのか?
- ★★★ Excellent!!!
ぎょろす!
このお話は、同作者さまの短編『コルテーゼの魔界紀行』の長編版です。主役は同じくコルテーゼ。さらに素敵な先輩魔族さんたちも登場しており、賑やかで楽しさマシマシです!
冒頭では魔王討伐を誓う勇者と聖女が悲惨な目に遭います。これはそんな彼らが悲しみから立ち上がり奮起して魔王に立ち向かうお話——といっても間違いではないのですが、そこへ第三者的に魔王メアリーが介入することで、さまざまな思惑を持った人々がぶつかる形となります。
このお話の面白さは、一見、その目に見えているものが真実でない可能性がある、というところ。
勇者セリオスを裏切り、この世界の魔王グレーヴァ側についているロイド、囚われの身であろうアーシェルナ姫……そんな三人と、セリオスの聖女であるリンを加えた複雑な恋の行方も気になるところです。
コルテーゼの秘めたる恋、セリオスとの友情など、他にも見所がたくさんあります。
時にはしんみり、時には笑わせてくれたりと、緩急もあって飽きさせません!
勇者セリオスが辿り着く真実やいかに。
お薦めです(^^)!