氷解する思いと記憶

一人の女性が遺した記憶を中心に描かれるSF作品です。

主人公は膨大な数の記憶たちの管理を担う男。

ある日、彼は一人の命を落とした女性の記憶に違和感を覚えます。

過去の記憶に存在したのは、自分と瓜二つの男。されど、生前の彼女と関わりはない。

不審に思った主人公は、さらなる研究のために資料を漁って読み解いていきます。

徐々に明らかとなっていく記憶の秘密。そして、過去の映像を再現しているだけにも関わらず、形を変えていく映像。

果たしてこの記憶には、どんな秘密が隠されているのか。

ぜひ読んでみてください。

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