記憶標本の中で二人の人生が交錯する

 人間の記憶をデジタル標本として抽出・保存・閲覧することが可能になっている未来。 記憶の標本が置かれている施設の管理者である時任璃空(りく)は、ある日ふと閲覧した他人の記憶の中に自分がいることに気が付く。
 
 静謐な中にも情熱を感じる、ドラマチックな物語でした。

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