やっぱり、ここは『すじこ』を食べるのが最良の手なのか……!!

 人工いくら。ちょっと小耳に挟んだことがあるような。

 本作ではそんな「人工いくら」についての「ある事実」が掘り下げられることになっています。

 いくらが大好きだという本編の作者。その作者の鋏池さんにとって人工いくらなど邪道。だからこそ、「その正体」も同時に掘り下げていくことになります。

 どうやら人工いくらの正体は、「廃棄される動物」を素材にして作られるという。その細かい製法について掘り下げられることになります。

 この段階で、「食欲」が一挙に削られていきます。

 本編を読むまでは、「美味しければいいじゃないか。『いくら』だもの」と達観した詩人の如く受け入れられる気持ちもあったかもしれません。でも、具体的な製法を見て行くと、やっぱりちょっと無理な感じが強まることに。

 そして、最後の最後まで読むと……。

 ああ、やっぱり人工いくらは手を出さない方がいいかもしれない。安全のために、本物っぽいいくらすら食べるのを躊躇することになるかも。

 この場合、「すじこ」だったら安全だろうか……。

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