★
0
概要
曇天の底からはじまる、湿っぽくてまぶしい、撃ち合いだらけの恋の話。
梅雨のさなか。どんよりと暗い部屋で、榊湊は無気力に日々をやり過ごしていた。二年前に捨てたはずの記憶がふと蘇り、それを塗りつぶそうと再生した動画――そこには、雨みたいな名前をした配信者「はるさめ」が、晴れ間みたいな声でFPSをプレイしていた。「やることもないし、やってみるか」。錆びついた指が、久しぶりにマウスを握る。曇天の底からはじまる、湿っぽくてまぶしい、撃ち合いだらけの恋の話。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?