概要
守られるべき者は清らかな天使か? そして守る者はみな聖人か?
これは、カクヨムユーザーである祐里さんの企画、「文章ブラインドテイスティング。祐里をだませ!」の出品作です。
この企画は面白くて、予め見本作を出し合って読み合い、それと違うペンネームで3000字の短編を投稿し、祐里さんはじめ16名の参加者さんが読んで「これは〇〇さんの作品です!」と当てるというものでした。
わたくしの見本作は「狂気の男」だったのですが、その後「ナザールスプレー30ml」のペンネームで(たまたま目の前にあったのでw)本作を投稿したところ、殆ど全員の方に当てられてしまいました。。「なくて七癖」とはよくいったもので、最後の「(了)」とか、カッコの前に「、」を入れる癖とかで、見抜かれてしまいました。皆さんさすがでした。
本作を書く契機になったのは、2016年神奈川県で起きた
この企画は面白くて、予め見本作を出し合って読み合い、それと違うペンネームで3000字の短編を投稿し、祐里さんはじめ16名の参加者さんが読んで「これは〇〇さんの作品です!」と当てるというものでした。
わたくしの見本作は「狂気の男」だったのですが、その後「ナザールスプレー30ml」のペンネームで(たまたま目の前にあったのでw)本作を投稿したところ、殆ど全員の方に当てられてしまいました。。「なくて七癖」とはよくいったもので、最後の「(了)」とか、カッコの前に「、」を入れる癖とかで、見抜かれてしまいました。皆さんさすがでした。
本作を書く契機になったのは、2016年神奈川県で起きた
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あの時の事件を風化させないために
2016年7月26日未明に発生した『津久井やまゆり園事件』――元職員が同施設にナイフを所持して侵入し、入所者・職員計26人に重軽傷を負わせた痛ましい殺傷事件です。
本作執筆の契機となったこの凄惨な事件――記憶の片隅に追いやられ風化の一途をたどりつつある中、この物語を読めば、その忘れてはならない事件の記憶が凶刃に宿る罪の光の如く蘇るようです。
本作では高度行動障害の方と担当職員との間で起こったトラブルをモチーフに描かれています。
特にトラブルに直面した職員の心情が非常にリアルです。
心底を揺るがすほどの激しい感情と、それをルーティーンで何度も理性で押し殺して繋ぎ止める冷静の努め。
これらの…続きを読む - ★★★ Excellent!!!大きなご褒美なんかなくていい。ほんのちょっとの『肯定』さえ得られれば
ほんの一つでも、「偶然」の出来事が起こってくれたら、物事は大きく変わっていたのかもしれない。
とある暑い日。介護施設で働く田代はいつも通りの「仕事」をこなす。
しかし、どうもその日は色々な「ボタンの掛け違え」が起こってしまう。介助対象である中島の世話をする。オムツなどを取り替えようとするが、そこで思わぬトラブルが続くことに。
お気に入りのリーバイスとか、自分の「ささやかな幸せ」とか「日常の中でのちょっとした満足」というのは生きる上ではとても大切なこと。特に自分の日常にどこか「満たされなさ」を感じているような時は、「ほんのちょっとしたこと」にでも縋りたいと思ってしまうもの。
しかし…続きを読む