概要
「またお前か」が口癖の69歳。最恐悪魔祓いは、エクソシズム中に雑談する
17歳で業界入りし、気づけばキャリア52年を迎えたベテラン悪魔祓い、佐藤勘太郎(さとうかんたろう)。
さすがに半世紀も修羅場をくぐっていると、現れる悪魔はどいつもこいつも「見知った顔」ばかり。
本来なら人類滅亡レベルの大悪魔が降臨しても、御堂にかかれば「おぅ、1990年のノストラダムス騒ぎ以来だな。最近どうよ?」と近所の居酒屋ノリで雑談が始まってしまう。
「最近の若い人間はネットのせいで驚かなくてノルマがキつい」と愚痴る悪魔。
「初恋の人の取り憑き方が下手くそだった」と50年越しの文句を言う御堂。
これは、緊迫感ゼロの除霊現場で、お馴染みの悪魔たちと世間話を繰り広げる最強ジジイの、ちょっと騒がしい終活コメディ。
さすがに半世紀も修羅場をくぐっていると、現れる悪魔はどいつもこいつも「見知った顔」ばかり。
本来なら人類滅亡レベルの大悪魔が降臨しても、御堂にかかれば「おぅ、1990年のノストラダムス騒ぎ以来だな。最近どうよ?」と近所の居酒屋ノリで雑談が始まってしまう。
「最近の若い人間はネットのせいで驚かなくてノルマがキつい」と愚痴る悪魔。
「初恋の人の取り憑き方が下手くそだった」と50年越しの文句を言う御堂。
これは、緊迫感ゼロの除霊現場で、お馴染みの悪魔たちと世間話を繰り広げる最強ジジイの、ちょっと騒がしい終活コメディ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!聖と生活感が笑いを生む
格式ある世界と、やたらと地に足のついた日常感。その食い合わせのよさで、最初から最後まで楽しく読める作品でした。
本来なら重々しくなりそうな題材を、肩の力が抜けた会話と、妙に現実味のある細部で軽やかに見せているところが魅力です。怖いはずの相手や場面が、気づけば生活の延長のように扱われていて、その落差が何度も笑いにつながっていました。
主人公の年季の入り方もいいです。特別な力で圧倒するというより、長く現場を踏んできた人の慣れ、雑さ、判断の早さがにじんでいて、そこに妙な説得力があります。派手な奇跡よりも、毎日の仕事として淡々と片づけていく姿が面白く、同時に少し頼もしくもありました。
また、真…続きを読む