概要
北からは悪いものがやってくるんだよ
犯罪にはスリルがあっていい。中学生の遠野蓮二は、神社の狛犬の一部を破壊した。騒ぎになると面白いとほくそ笑む。だが、深夜徘徊していたことを、クラスメイトの柳瀬ケイらに知られてしまう。犯罪が明るみにならないよう、遠野は行動しなくてはいけなくなる……。
柴田恭太朗さん主催の『【三題噺 #136】「待」「北」「伝統」』参加作品です。
https://kakuyomu.jp/user_events/2912051595251666555
柴田恭太朗さん主催の『【三題噺 #136】「待」「北」「伝統」』参加作品です。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!悪いことをした。その「不安」の正体は、一体どんなものなのか……
「うしろめたさ」の正体とはなんなのか。そのことについて色々と考えさせられました。
主人公の遠野は高校受験を前にして、深夜に神社に忍び込むことに。
そこに鎮座している狛犬の目を削るという「罰当たり」をやってみせることになる。
しかし、同じクラスの柳瀬ケイとそこで鉢合わせになってしまい、自分の犯行が露見してしまうのではないかと怯えることに……。
「悪いことをした」と自分でわかっている。そういう落ち着かなさに主人公が苛まれている。
でも、その不安定な気持ちの正体は結局のところなんなのか。
誰かから罪を咎められるのではないかという不安から来るものか。だったら完全にやり遂げられれ…続きを読む