最終話 北よりへの応援コメント
ああ、やはりこうなってしまいましたか……。
遠野くんは自業自得で、ちょっとスッキリしてしまうくらいですが、このままでは街自体も災厄に見舞われそうな気がしますね ((((;゚Д゚)))) 神社のひとたちが何とか撥ね退けてくれるとよいのですが……。
でも、遠野くんのお母さんは少しは罰を受けてもいいのかも……こんな教育をしていたら、子どもが歪んでしまうのも無理はないですから (# ゚Д゚)
トイレのシーンも鉄板で怖かったです。ドンドンと叩かれるドア、ドアの下から覗く白すぎる足、黒い爪、なのに開けても誰もいない……ホラー好きにはたまらないシチュエーション! もちろん、絶対に現実で遭遇したくはないですが (・ω・;
作者からの返信
ハルさん
コメント及びお☆様ありがとうございます!
ご心配いただいた通りの結末に……神社のものを壊してはいけないルール違反。
遠野くんの性悪ぶりは、お母さんの毒気にヤラれたせいという裏設定があったので、その歪みの構造を見抜いていただいて嬉しいです。このお母さんは生まれつきのワルなんだろうなあと思っています。
そして、やはり恐怖シーンで怖がっていただけたことは感激です。効果音を使うのは博打なところがあるので、効果が出ているといいなと思っておりました。数々のホラーコンテンツを見ておられるハルさんのお眼鏡にかない、とてもうれしいです☺️
最終話 北よりへの応援コメント
色んな意味でドキドキしました。
やってはいけないことをする。神社だけでなく公共物を、自己満足で傷つけ壊す。
犯行をした帰りに知人と出会う。
狛犬の眼を傷つけたことで、自身の身体に花崗岩の粉が付着していたことを指摘される。
柳瀬ケイに「きのうの夜、友達になった」と犯行後に会ったことをクラスメイトに話す。
トイレに籠もっていた時に、正体不明の存在にドアを叩かれる。
貞二から神社の由来を聞かされる。→トイレでの出来事が過ぎる。
貞二が神社の氏子だと知ると共に、狛犬の件を口にされる。
極めつけは、犯行に使用した彫刻刀を見せられる。
物語の主人公とは共感できる存在です。苦しみや悩み、思いやりや優しさ を読者と同じ視点や考え方を持って行動する。
ですが、遠野君は違う。
社会を混乱させたり、他人が狼狽する様子を見て楽しんだりすることを目的に、いたずら感覚やゲーム感覚で犯罪・嫌がらせ行為を行う――愉快犯。
親からの期待への反発かも知れないにしても、遠野の行動を養護も弁護もできません。
ですが、愉快犯の気持ちや思考の闇を垣間見ることができました。
クライムサスペンスの様相で読み始めましたが、3話で怪異の要素が出てきて、ホラーへと変化。日常が、奇妙な現象や怪奇な存在に侵食されていく描写が恐怖を誘いました。
その後、犯行の証拠品を見せられて、再びサスペンスに。
そして、ラストはホラー作品らしいエンド……。
面白かったです。
終わり方がはっきりしないことで、想像の余地が色々ありますね。
私は、最初トイレのドアを叩く存在を、狛犬の眼を壊したことによる神様による罰と考えていましたが、北から来たということは、神社が封じてきた怪異なのかと思いました。
印象的なのは6本指。
国文学者・阿部正路は、人間の手の5本指は2つの美徳と3つの悪徳を示し、瞋恚、貪婪、愚痴という3つの悪徳を知恵と慈悲の2つの美徳で抑えている。
つまり、人間は非常に危うい心を持った存在という。
あの6本の指を、悪徳と悪徳を自乗した怪異ではないかと思いました。
作品を読むと、遠野君は死んだのではと思いましたが、怪異を解放したのが遠野君なので、むしろ怪異にとって遠野君は利する存在。
なら、殺すのではなく怪異の仲間にされたのでは……。
人間には到底理解できない強大な力に飲み込まれる。
最後まで、ドキドキさせられました。
作者からの返信
kouさん
コメント及びレビューいただきありがとうございました!
「ドキドキする」とのコメントは、不安定な少年心理と怪奇な現象を描いたものとしてとっても励みになります。また、書き手としては、面白いとのお言葉ほど嬉しいものはありません。さらに、挙げていただいた数々のエピソードの一つ一つが、物語上何らかの効果を上げていたらと思うと胸が満たされる思いです。
コメントの中で、国文学者・阿部正路のお話がとっても興味深いです。
>あの6本の指を、悪徳と悪徳を自乗した怪異ではないかと思いました。
人ならざる象徴として、指を一本増やしてみたのですが、そうした解釈も可能ですね。浅学ながら、阿部正路については初めて知ったのですが、その説になるほどと感心しました。六本指=悪徳という表現が集合無意識のうちに根付いていたのかも知れませんね。
遠野くんはこの世ならざる場所にいった想定ですが、仲間にされたという展開も面白ありえそうですね。想像が膨らみます。
改めまして、レビューおよびコメントありがとうございました!
編集済
最終話 北よりへの応援コメント
読み応えがありました~。
畏れ多いものに手を出すあたりは「金閣寺」みたいな。
理由なき思春期の鬱屈と、出来るだけ大それたことをやってやりたいという少年期の蛮勇。
でも神社関係に手を出したのは……。
自業自得ではありますが、北からやってきた「六つの指のなにか」、情状酌量はあったりするのでしょうか。
作者からの返信
朝吹さん
コメント&レビューありがとうございます!
大変励みになります!
読み応えがあるとのコメント大変うれしいです。金閣寺と聞いて大変鋭い! 実を言うと、我ながら三島由紀夫的になったなと感じていたのです。
思春期の鬱屈が彼をして、暴走せしめたのだと思います。
情状酌量は……遠野くんぐらいひねくれた子にはないかも知れません(笑)。
また、ご指摘ありがとうございます。誤りで、訂正いたします。当方こうしたご指摘をいただけたことを歓迎しております。コメント欄の消去は気にしなくていいですよ!
最終話 北よりへの応援コメント
法的に裁かれることはない、と思った先での「霊的にヤバいことを」というのがインパクトありますね。
遠野くんは思いっきりダメージを受けそうだけど、この地域の人間全部も同じくとばっちりを受けそうな。
「罪悪感」とか「少年の不安心理」みたいな繊細な描写を見た後での超常展開、とても楽しかったです。
作者からの返信
黒澤 主計さん
コメントおよびレビューいただき、ありがとうございます!
楽しい、また、繊細な描写と評していただけてとてもうれしいです☺️
お言葉をお借りすれば、「霊的にヤバいこと」という表現にとても腑に落ちました。自分の目指していたものを言語化していただいたような嬉しさを感じております。
「現実的なヤバさ」と違って、「霊的なヤバさ」は決して自分を許してはくれません。
本作に厚みをもたせる解釈をいただき、感激しています。
地獄の釜が開いてしまい、もしかしたら住民全体に悪いことが起きるのかも知れません(笑)。
最終話 北よりへの応援コメント
悪いものは「北」からやって来る。お題が禍々しくも、活きてます。
受験生の鬱屈した心理描写が息苦しいほど伝わってきました。
でも、不良にアッサリ感づかれてしまうなら、警察のお世話になった方が身のためでしたね。
六本指の巨大な手……もう絶望しかない😭 秀逸なホラーでした。
企画にご参加いただきありがとうございました。
作者からの返信
柴田 恭太朗さん
コメント&お星さまありがとうございます!
企画に参加させていただきました。
挑戦しがいのあるお題で、3つのお題からイメージを練り上げてなんとか完成しました。
秀逸なホラーというお言葉をいただいて感激です。
親が期待をかけすぎると子どもは窮屈になると思っていて、その感じが出いていたら嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました!