概要
人に寄り添いたいのに、寄り添えない。ちょっと切ない幻想譚
人の足元をすり抜けては精気を吸う妖、すねこすり。
ビルの警備員が見た姿とは……
ビルの警備員が見た姿とは……
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!足元には、優しさが生きていた。
ビルの警備員が語るのは怪異譚。
でも怖さはありません。
語る怪異は〝スネコスリ〟
犬にも猫にも似ている姿形の妖怪です。
スネコスリは人の足元に身をスリ寄せます。
そうして人の精気を取り込むらしいのです。
外見や行動にくらべて、危ない妖怪です。
でも本作に描かれたスネコスリは、わきまえています。
たくさんの人から少しづつ精気をもらっていました。
でもあるとき。
ビルある会社の経理のお姉さんに擦り寄り、意図せずに転ばせてしまったのです。
なんでも、経理さんを昔縁のあった人だと間違えていたようです。
原因は経理さんの守護霊。
生前、守護霊が旅芸人だったころ、スネコスリと知り合いだったのです…続きを読む