心の澱をとかしていく優しい掌編

図書館にあった不思議な書物「私の物語」―― 読んだ人は物語か詩を一つ書かなければならないという。その繋がれたストーリーの中に織り込まれた童心と素直な気持ち。なんだか心が洗われていくようです。温和な心地がわだかまっていたモヤモヤを優しく溶かしていく、綺麗な余韻が淡く残る素敵な掌編です。

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