『拝み屋』の家系に生まれた肺助は、純情柔道部員に頼まれ、美人で大和撫子な先輩・阿賀谷戸命香への告白を手伝う羽目に!
その銀杏の木の周囲に呪術をかけて恋愛ゲームあるあるの「伝説の木」って呼んじゃうあたりももう大爆笑でした。
命香先輩の描写「…伸びた背は芍薬を、瞳の大きく深きは夜空より遠く、何より胸や腰の豊かさは春のカンブリア大爆発を思わせる女性」もツボります。どんだけ美人でナイスバディなんだ!と。
ところがあれやこれやで肺助は命香先輩となんと結婚しちゃう事にー!?(16歳)
そして命香先輩のキャラクターもミステリアスでカッコいいんですが肺助くんの母さんの銭ゲバぶりが個人的に刺さりました。(凄腕の拝み屋なのに…!)
この作品の凄いところは楽しいあやかしギャグラブコメに見せつつも、一行一行の描写が過不足なく、作中に登場する呪禁師も元々は呪術による医療集団であったことや陰陽道の禹歩などをきちんと踏まえて書いておられることや、よく読むと読者を引き込む要素や構成が緻密な計算の元に書かれているのが分かります。
そんなわけで気づいたら、肺助くんと命香先輩の幸せな『呪い』にかかって、面白さにページをめくる手が止まりません。
素晴らしい作品と作者様に出会えて嬉しいです!
すごく面白いのでまた読みに伺います!
男子高校生の主人公は、自分が呪術師の家系で育った呪術師だと分からないように過ごしてきた。しかし、ある男子生徒から、自分の恋が実るようにしてほしいという依頼を受ける。主人公は呪術を駆使して、その男子生徒の恋に手貸すことに。ところが、主人公の術式は破られてしまった。なんと、恋の相手だった美少女もまた、主人公と同じ呪術師だったのだ。しかもこの美少女は何事もなかったように主人公の家に「嫁」として居座り続けることに。しかもこの美少女呪術師が言うには、呪術に適した主人公の家が持つ土地を狙って、呪術師たちが主人公を呪っているらしい。
主人公は次々に襲い掛かる呪術師たちと戦い、刺客であったはずの美少女呪術師と共に難敵を倒していく。しかし何故か襲い来る刺客を倒すたびにタイプの違う美少女が主人公の家に居座るようになっていく。
ここに、お人よし主人公の呪術的と、美少女たちの奇妙な共同生活が始まる⁉
呪術バトルは真面目(?)だが、何故かいつの間にかラブコメになっていくという奇妙な展開を持った一作です。呪術が好きな方も、ラブコメが好きなかったも、きっとお気に入りの作品になります。
是非、御一読ください。
本作は、軽いラブコメの雰囲気から物語が進むにつれ、静かに呪術ホラーに着地していく構成でしょうか。
派手な展開や即効性のカタルシスよりも、後からじわじわ効いてくるタイプの作品です。
主人公がいう禁歌(呪禁)とは、何かを「禁じる」ことで結果を歪めるもの。善意と介入の境界はどこにあるのか…
阿賀谷戸命香という“恐怖と魅力を併せ持つヒロイン”が、本作のトーンを一段階引き上げていく。論理と経験に裏打ちされた断罪であり
これもまた正論。
母・椎子は、現実の象徴。
「この先、どんな地獄が待っているのかを見届けたい」そう思わせる強度のある一作です。
『呪獄恋愛戦線 地味な呪術師男子とイケてる陰陽師女子には恋も愛もまだ早い!』は、呪術を「怖い力」ではなく「生活の作法」として置いた導入がうまい。合儀肺助が、自分の家が拝み屋で食べていると知った瞬間から、世間の視線を恐れて目立たず生きたい気持ちが固まる。その小さな防衛本能があるから、学園で突然絡まれる場面も誇張にならず、読者の体感として切実に立ち上がる。
序盤の「告白のおまじない」相談が印象に残る。体格も迫力も規格外の柔道部員が、恋の話になると一気に子どもっぽくなる落差が笑いを作る一方で、肺助は「相手に呪いはかけない」という線を守ろうとする。第2話で、呪術の説明より先に免責事項を真面目に読み上げてしまうところも含めて、この作品はギャグで勢い任せにせず、呪術の扱いに「理屈と慎重さ」を噛ませるので、ラブコメの軽さと不穏さが同時に進む。
10話まで読むと、伝説の木を使った告白の場が思わぬ方向に傾き、呪術が「恋の手伝い」から「戦線」へ姿を変え始める。肺助の性格は地味で受け身なのに、禁歌という術の性質が「禁じる」だけに、選ぶ言葉と覚悟がそのまま刃になる。恋と呪いの距離が近い作品で、近いからこそ、次の一言が怖くて面白い。
注……僕は27話まで読みましたが、ネタバレを避けるため、10話までのレビューにしました。一気に読めて面白い。
呪い呪われ!
愛し愛され!?
呪術師男子と陰陽師女子の恋の駆け引きは呪いでした!
ある日、友人のために恋愛相談にのるんだけど?
地味に平和に暮らしたいと願う男子に次々襲いくる非日常!
それもそのはず主人公の男子は拝み屋さんの跡取りでした!
負けてなるものかと呪術で対抗をするけども!
美少女ヒロインがそんなことを許さない!?
彼女の策略で16歳の若さで新婚さんになるんです♪
幸せな新婚生活が待っているはずなんだけど?
それもまた呪いでいっぱいあふれてる!?
呪術と恋愛と青春が交差する呪い呪われたラブコメディ!
あなたの恋も呪われれば必ず成就する!?
多感な主人子たちの呪われた恋の行方を見守ってください!!!
呪術と聞いたら何を思い浮かべますか?
バトル、ファンタジー、ホラー、ミステリー……
ある程度の先入観は致し方ないとして、呪い殺すための力の誇示や科学では証明できない人智を超えた力の存在が多かれ少なかれ描かれる予想はつきます。
しかし本作はその概念を超えたラブコメで遺憾なく発揮され、早くも多くの読者を獲得している人気作品なのです。
騙されたと思って読んでみました。第九話あたりまでがオススメと書いてあるので読み進めると『マジかっ!』となります(語彙力)
軽妙かつテンポの良い展開でどんどん読み進められます。また、ラブコメの裏側で妖しい雰囲気をまとう呪いの存在が鳴りを潜め、次に何が起こるのかわからない心理的な高揚感を覚えます。
呪いテイストがお好みで一味違ったラブコメをお求めの方はこちらがオススメです。
設定が非常に練られていて、世界観に安心して身を委ねられる作品でした。
呪術という題材を扱いながらも、専門用語や背景が自然に物語へ溶け込んでおり、読者を置き去りにしない構成がとても上手いです。
特に印象的だったのはキャラクター描写。
主人公・合儀肺助の「目立たず平穏に生きたい」という小さな願いが、次々と裏切られていく流れが丁寧に描かれていて、感情移入しやすい。
また、阿賀谷戸命香をはじめとした登場人物たちも、単なる属性ではなく、それぞれに“選択と事情”があるのが伝わってきます。
ラブコメとして笑える場面と、呪い・殺意・家族の因縁といった重いテーマのバランスが絶妙で、
軽快なのに、気づくと物語の核心に引き込まれていました。
呪いとは何か、愛とは何か。
その問いを真正面から投げながらも、どこか可笑しく、どこか切ない。
タイトル通りの「戦慄ラブコメディ」だと感じます。
数話読むだけで空気感が掴めるので、ぜひ冒頭から触れてみてほしい作品です。