概要
「阿礼さん、あなたの詞魂は、あなたの記憶なんです」
📕【つばさ文庫小説賞用あらすじ】📃
──詞魂(ことだま)によって世界は創られ、いつしか幾千に分かれ、数多もの土地を治め世界を創った。しかしそれは時が経つにつれ衰え、記憶が消えてしまう。そして、詞魂を語る詞継(ことつぎ)と、詞継の持つ詞魂を〈書く〉者を筆録司(ひつろくし)によって詞魂は護られてきたのだった──
俺・稗田阿礼(ひえだのあれ)は、代々受け継がれる、世界の柱である詞魂を持っていた。その詞魂は〈世界の始まりと終わり〉を語っていて、俺は幼い頃から暗記させられ、〈救世主〉として育ったわけだ。
だがある日、詞魂を書として〈書き写す〉筆録司・太安万侶(おおのやすまろ)が訪ね、七つの詞魂を納める旅に出ることになった。
彼は唯一、俺の詞魂全書を〈書く〉ことができる存在で、最初は俺も驚いたよ。
──詞魂(ことだま)によって世界は創られ、いつしか幾千に分かれ、数多もの土地を治め世界を創った。しかしそれは時が経つにつれ衰え、記憶が消えてしまう。そして、詞魂を語る詞継(ことつぎ)と、詞継の持つ詞魂を〈書く〉者を筆録司(ひつろくし)によって詞魂は護られてきたのだった──
俺・稗田阿礼(ひえだのあれ)は、代々受け継がれる、世界の柱である詞魂を持っていた。その詞魂は〈世界の始まりと終わり〉を語っていて、俺は幼い頃から暗記させられ、〈救世主〉として育ったわけだ。
だがある日、詞魂を書として〈書き写す〉筆録司・太安万侶(おおのやすまろ)が訪ね、七つの詞魂を納める旅に出ることになった。
彼は唯一、俺の詞魂全書を〈書く〉ことができる存在で、最初は俺も驚いたよ。
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