盛岡城の石と雪に──二頭の虎の影がよみがえる掌編
- ★★★ Excellent!!!
盛岡城築城の史実から始まり──
北上川の景と鬼伝説
そして二頭の虎の名が
静かに立ち上がってくる一編です。
淡々とした筆致なのに
石と水と風の気配がじわりと濃くなり
読み終えたときには
秋の乱れ咲く菊や牡丹雪の降る夜道で
思わず振り返ってしまいそうな
そんな余韻が残ります⋯⋯
土地に宿る記憶と
想像力の力をそっと思い出させてくれる
美しい掌編です。
盛岡城築城の史実から始まり──
北上川の景と鬼伝説
そして二頭の虎の名が
静かに立ち上がってくる一編です。
淡々とした筆致なのに
石と水と風の気配がじわりと濃くなり
読み終えたときには
秋の乱れ咲く菊や牡丹雪の降る夜道で
思わず振り返ってしまいそうな
そんな余韻が残ります⋯⋯
土地に宿る記憶と
想像力の力をそっと思い出させてくれる
美しい掌編です。