古いエレベーターから世界を巡る──少女の時空ファンタジー
- ★★★ Excellent!!!
古びたエレベーターの扉を開けるたび
砂漠
沈みゆく海の都市
時の止まった森へと放り出される──
帰宅途中のごく普通の女子高生・小春が
銀髪の少年アルトや
世界を見守る守護者たちと出会い
〝帰りたい〟と
〝救いたい〟のあいだで揺れながら
自分だけの答えを探していく物語
景色の描写が美しく
戦いの痛みさえ
静かな祈りに溶けていくような
余韻の残るファンタジーです
優しい会話とささやかなユーモアが
シリアスな局面にも温度を与えてくれます
ちなみに、私の地元では
今川焼きを〝あじまん〟と呼びます笑
そんな日常からの異世界へ
旅立たれてみてはいかがでしょうか──