主人公の美樹は、かつての恋人である慎二と再会します。お互いに既婚。でもとっさにLINEを交換して、連絡を取り合うことに。――人と人は出会ったり別れたりする。――運命とかってあるのかもしれない。人生は選択や決断の連続で、その結果として今があり、未来が作られていくもの。過去の選択はあれでよかったのか。今後はこの決断をしなくていいのか。きっと誰しもがそういった悩みを抱えて生きていると思います。そんなふうに人生に悩む美樹の心情がありありと伝わってくる作品です!!
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年齢を重ねれば重ねるほど、難しくなる時間、人生の遡行。まぶしい過去の記憶は、時に苦く、尊く。現実の今の生活、それも傍から見ると「恵まれている」とされる生活ほど、その枠から飛び出すのには勇気を要し。自分を主軸にした人生にギアチェンジするなら、ラストチャンスの時期。「再会」が背中を押したなら。結局、答え合わせは1人でするしかない。大人の嗜みとして。
もしあの日あの時あの人と…なんて思うこと、あなたもありますよね。これはそんな想像と後悔が、ある切っ掛けで回り出す物語。空港、外国、スマホなど、まるでトレンディドラマのような舞台設定で、巧妙な心理描写が読ませてくれます。個人的には運命論者なので、人生は変わらないと思っていますが、この主人公の選択はいかに…?
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(232文字)
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