概要
私は帰る。あの日の空に、あの日の私に。全てを清算するために……
1945年8月15日
玉音放送の流れた夏の日の正午。
私の青春は終わり……始まった。
当時20歳の私「新井絵美(あらいえみ)」は親友の「中山涼子(なかやまりょうこ)」と共に終戦を迎えた。
また……あの人に会える。
夫婦の契りを結んでわずか二日で戦地に向かった夫の「一也(かずや)」
あの人とまた会える……
だが、その私の望みは……消えた。
思いもしない形で。
そして80年後。
遠い日の思い出となった、当時の事を思い出す私の前に涼子さんのひ孫「桂木信二(かつらぎしんじ)」が現れた。
彼が見せた一枚のメモ。
一匹の犬の絵と「絵美ちゃんへ。あなたにお渡しする分です」と言う一文。
このメモを切っ掛けに私の止まった時計が動き出した。
そして……過去を清算する旅が始まる。
あの日と今を往き来し
玉音放送の流れた夏の日の正午。
私の青春は終わり……始まった。
当時20歳の私「新井絵美(あらいえみ)」は親友の「中山涼子(なかやまりょうこ)」と共に終戦を迎えた。
また……あの人に会える。
夫婦の契りを結んでわずか二日で戦地に向かった夫の「一也(かずや)」
あの人とまた会える……
だが、その私の望みは……消えた。
思いもしない形で。
そして80年後。
遠い日の思い出となった、当時の事を思い出す私の前に涼子さんのひ孫「桂木信二(かつらぎしんじ)」が現れた。
彼が見せた一枚のメモ。
一匹の犬の絵と「絵美ちゃんへ。あなたにお渡しする分です」と言う一文。
このメモを切っ掛けに私の止まった時計が動き出した。
そして……過去を清算する旅が始まる。
あの日と今を往き来し
応援下さり、誠に有難うございます。
今後とも宜しくお願い致します。
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