心因性失声症という実在する病状の主人公。主人公本人の苦しみが伝わってきますが、周りに支えてくれている人がいるのが救い。それぞれの話の巻末にある後書きと合わせて一つの作品であると感じました。
メインとして書いているのは異世界ファンタジー物ですが、リアリティも取り入れることで意外性や滑稽さを表現できればと思っています。 普段の仕事で作成するビジネス…
主人公の音羽さんの純粋で繊細で不安定な心から、思春期時代に側にいた人達が思い起こされます。音羽さんに想いを寄せる澪君も、そのガラス細工のように細かい傷みの走る心を温かく守る、細やかな手と知性をも…続きを読む
主人公の音羽は、心因性失声症を患う少女。過去の経験で言葉を失った少女は、クラスで囁かれる心無い言葉にも言い返せず、下を向く生活を続けていました。そこに現れた転校生、澪。彼は周りの好奇の目に怯むこ…続きを読む
まだ序章と第一章だけなのに、心を動かされる場面や考えさせられる言葉が本当にたくさんありました。正直、私は青春恋愛ものがあまり得意ではないのですが、やはり栗パン様の描く物語はどこか違っていて、深く染…続きを読む
申したい事がありすぎて何も言えない。だから読んで!読んでくれ!となる作品です。丁寧で、読み手の為に配慮された文使いです。純愛? 救済? 希望、絶望、差別、特殊……僕は、栗パ…続きを読む
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