「よし、付き合え。夜の歌舞伎町へ──。」

都会の喧騒の中で息を潜める小さな異変。

「真相の囁き」を拾う少年・早音女颯汰は、"聞こえるはずのない声"を拾う。

誰も颯汰を信じない中、唯一受け止めたのは、左遷された刑事・要浩介だった。

「聞こえた?6階の、閉め切った窓の中から?」
「……うん。外から、ビルの中の声が。」

颯汰は誰にも知られず、気配のような事件の「音」を感じ取っていたのだ。

“ウミホタル” が集うとき、夜が動き始める──。

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