異世界転生を「敵」に回す、逆転の発想
- ★★★ Excellent!!!
「なろう系」で使い古された異世界転生を敵側に配置する逆転の構図が鮮烈。
ゲーム的チートを振りかざす侵略者に、神話と御伽噺の英雄が立ち向かう。
かぐや姫の「五つの難題」を武器化し、桃太郎を意富加牟豆美命の分霊として古事記に接続する再解釈が巧い。主人公は記憶を取り戻しても人格は高校生のまま、「戦いたくない」という恐怖がリアルに描かれる。
「鬼退治の後に神の使徒をやめた」という過去が何を意味するのか、続きが気になる。