概要
彷徨える魂を、ソレは夜空に還すという
冬の夜空には、数えきれないほどの星が瞬いていた。
それらはすべて、役目を終えた魂の輝きだという。
その星空を背に闇色の鴉が一羽、少年の目の前に舞い降りた。
少年はこの日が来ることを待ち望んでいたかのように、手を差し伸べる。
自らの導き手へと向かって。
◆カクヨムコンテスト11【短編】参加作品です。
それらはすべて、役目を終えた魂の輝きだという。
その星空を背に闇色の鴉が一羽、少年の目の前に舞い降りた。
少年はこの日が来ることを待ち望んでいたかのように、手を差し伸べる。
自らの導き手へと向かって。
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