救済の巫女が、最も恐ろしい存在になる瞬間

序盤はオカルト取材ものとして始まりますが、気づいたら「現実と夢の境界」が崩れていく感覚に、じわじわと追い詰められていく感じがしました。

この作品の怖さは、記憶の欠落・会話の食い違い・日常のズレが積み重なっていく点にある思いました。

とくに印象的なのが「邪眼の巫女」の存在。
かつて人を救っていた巫女が、なぜ“見ただけで壊す存在”になったのか。その背景にある設定が、単なるホラーでは終わらない重さを持っています。

「ミラズニシテミルベシ」という言葉が象徴するように、
見ることそのものが罪になる恐怖が、リアルでホラー好きにおすすめの一作です。

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