概要
その鸚鵡は人を観察していた
【三題噺 #163】「帝」「応」「衝動」に参加しています。
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- ★★★ Excellent!!!帝の耳
現代ならば、人に話せぬことをAIを相手に喋るようなものだろうか。
しかし人間はやはりそれでは満足せぬようだ。
「壁打ち」にはなってくれても、AIは向こうから手を差し伸べてくることはない。喜怒哀楽を持たないAIは、なんとなくそれに近いものを文字列として流してくるだけで、そこに意味を見出すのは、我々人間の側である。
王さまの耳は、ろばの耳。
胸に膨れ上がったものの、棄て場所が欲しい。
肉親を殺し邪魔者を排して、駈け上がった王座。
いつ足許をすくわれるかも分からぬ冷たい宮殿で、女帝は、話し相手に南からやってきた鸚鵡を選ぶ。
しかしそれをよくはおもわぬ者の進言によって女帝は鸚鵡か…続きを読む