今回は遠かった…… と思いながらチェックアウトの時間まで少し窓の外を見ていて想像します。もしも私がここに住んでいたら、どういう暮らしをしているのだろう。家族はいるかな? 仕事は? 買い物にはどこへいく? 週末は何をする?
故郷を離れて生活している友人たちに、どうやってその土地に辿り着き、どうして定住することに決めたのか、という話を聞くのはとても面白い。遠ければ遠いほど、紆余曲折があるものです。翻って私の母は故郷の県内でしか引っ越していませんが、ご先祖さまが何代もかけて少しずつ少しずつ動いていっても、結果として思いがけない場所に着地している可能性がある。人類はアフリカを旅立ち世界中に広がったのですから、超長期的に見ればみんな移民であります。
楽聖ベートーヴェンの引っ越し好きは有名ですが、私自身もこれまで国を跨いで10回は引っ越しをしているはずです。学校やオフィスへの交通や払える家賃によって選択の自由はそれほど無かったですし、年を取ると異なった環境に慣れるのが難しくなってくる。それでも新しい場所で新しいものを見つけて体験できると考えるとわくわくします。
…… もっとも恐れずわくわくできているうちが“若い”と言えるのかもしれませんけどね…… 逆に、幾つになっても新しい環境に飛び込んでいければ、気持ちを“若く”“クリエイティブに”保てるような気がします。知らなかったことに、想像力をフル回転させて取り組むことができれば、その力は新しいものを作りだす基本に繋がると思うのです。
スーパーマーケットのBGMで久しぶりに聞きました
Rudimental - These Days
https://youtu.be/pjTj-_55WZ8?si=IPhJ_L91TXfIzqnb