第五段階以上の魔匠士が介在して確かめる他に、第一段階の基本魔具「種火」「水筒」等の魔法陣を反応させられるかどうかで魔法素質の有無を推定します(「魔試しrevelare」)。その後は魔法書を読んで勉強しながら杖使いの元で第一段階魔術の練習開始、という流れが王道です。
四魔術は素質があれば確実に発動できますが、火や水を「出す」ことはできても「動かす」には読み書きと訓練が必要で、平均で1年を要します。恩寵魔術は素質のみで終わる場合も。特に時空魔術は認識が難しいこともあり、15歳の誕生日までに発動できずに時間切れとなる者が相当数います。
この世界にも地図はありますが、ローマ時代のイチネラリウム(itinerisが旅)を参考にして、庶民にとっては町や村の名前や方角や距離などの道程を表にしたものが「地図」と設定しています。地形などを含む詳細な絵図は、原則郷士家以上か、各種組合や公社を営む有力平民でないと手に入りません。
爵位の直訳は「帝戚(みかどうち=公爵)」、「族長(やからおさ=侯爵)」、「境守(さかいかみ=伯爵)」、「衛司(もりつかさ=子爵)」、「督役(ひきいやく=男爵)、「郷長(さとおさ=郷士)」ですが、神様の漢字翻訳は「公侯伯子男(+郷)」。恒神様が過去の転生者の嘆きから配慮したという設定です。