解体処理は詳しく描写すればキリがありませんし、グロテスクになるばかりですのでこの程度に収めましたが、あまり異世界モノでは見かけない(と思いますが、わたくしが知らないだけかも)、抜歯に触れてみました。【医学】には当然、歯科の知識も含まれるでしょうから。
猪等の牙は、土に埋めて白骨化させれば簡単に抜けるようになりますが、早く欲しい場合には半日ほど茹でて軟組織を破壊して取り出します。湾曲した歯根が顎骨に深く刺さっていますし、専用の特殊な器具でも使わない限り、生の状態で牙を抜くのは不可能です。力任せに根元で折るのも厳しいです。
我等世(ウィラルテ)では、人型魔物の魔角は死ぬと簡単に確保できるようになると設定しました。魔角は骨ではなく、網目様の細管状構造の中実角(角質ながらも軽量)で魔力を通し易いものとし、死んで魔力が通らなくなると折れやすくなる、ということにしました。
クライア(Kraia):古サクソン語の烏(crow)。
欧米で烏を人名に使う場合は「黒髪の人」。クロエさんは黒髪でございますよ?
20歳。縫織よりも髪結が、そして料理が一番得意。夜は娼女としては標準で特別な売りは無い(スイヤさんとナールさんより美人で人気もあります)。