攪拌した卵を使う調理法は早くから登場しています。しかし所謂プリン、わたくしたちが想像するカスタートプディングのような形になったのは18世紀末。それまでは容器や袋の中で卵液を他の具材と一緒に蒸す料理でした。「詰めて蒸す」手順から腸詰にも使われたプディングの語が当てられたようです。
古英語の瘤(puduc)或いはラテン語の腸詰(botellus)が仏語の腸詰(boudin)を経て英語に入った、と推測されています。練り生地に卵液と肉などの具材を詰め込んで焼く料理は16世紀末から、練り生地に卵液と果物を合わせるお菓子は17世紀後半から。我等世(ウィラルテ)でもプリンだけは未登場としました。
フェドソンくんは、もう一回くらい名前のみ登場するかもしれません。第59話で一言だけ触れておりますが、この世界の魔法学校である「学舎(まなびや)」関連で。10歳から素質が発現する魔法を教える学校がありますが、有力平民の子弟は10歳未満から「学舎」で読み書きを習うことがあります。
※次回更新は、6/6(土)を予定しています。