狼頭鬼(ハルギワルグ)
古ノルド語でhargr(毛深い)vargr(狼)すなわち「hairy-wolf」。数頭で行動して薄暮に紛れて密かに接近する狩を行うので実は厄介。【探知】がないと危険。その割に実入りが少ないので魔物狩に人気が無い。
ウルフ(古ノルド語ulfr)は、人名にも使われることからも分かるように良い意味合いでも使われます。これに対してヴァルグ(同vargr)は悪い意味だけを持ちますので、こちらを使いました。『指輪物語』の魔狼ワーグ(warg)がウルフではなくヴァルグを語源としているのも、同じ理由だと思います。
狼男は古代シュメール叙事詩『ギルガメッシュ』が文献初出とされています。気紛れな愛神イシュタルが羊飼いの愛を受け入れたものの飽きて、狼に変えたという逸話です。ヒドイ。ギリシャ神話ではゼウスを騙して人肉を捧げたリュカオン王が狼に変えられました。これは当然の罰でしょう。
ウルフスタン村(Wolfstan)
古英語で「狼石」(wolf-stone)。旧リムステイン村(lim-steinn)。リムステインは古ノルド語で石灰岩(lime-stone)。領町グラフェルから北に約16kmの村。石切り場と竹類の加工場がある。男爵家入植前は領町だったが「ノルドの惨劇」で全滅した。領内二か所しかない魔物狩組合の出張所もある。
AI画像は、魔物狩組合の象徴看板「小鬼を貫く双剣」です。実質的な識字率が低いため、鍛鉄(ロートアイアン、叩いて伸ばし曲げて加工する)製の吊り下げ看板が各種組合等の公認店の軒先に掲げられています。
