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  • 異世界ファンタジー

スイーツ図鑑:33話

場所:メンナ諸島・北方・エンルリー

【クラッドカーカ Kladdkaka】

外はサクッ、中はとろりとしたチョコレートケーキ。

たっぷりの生クリームとベリーを添えるのが定番。


【ストゥルーヴォル Struvor】

雪の結晶のような形の揚げ菓子。

過去、蒼がインヤを伴って休暇に訪れた際、島の人々が振る舞ったもの。

エンルリーの三大菓子店はいずれも蒼が認めた味を提供している。

二店は改良版、一店は記憶の味そのままの古風なタイプだった。


【セムラ Semla】

カルダモン入りのパンに、たっぷりの生クリームとアーモンドペーストを挟んだ甘味。

庭で食べたシュークリームとはまた異なる食感。


【ルッセカット Lussekatt】

猫のしっぽのような形に巻かれた黄金色のパン。両端にレーズンを添える。

サフランの香りと鮮やかな色が印象的。


【オストカーカ Ostkaka】

エンルリー独特のチーズケーキ。

底にクッキーを使わず、柔らかいプリンのような口当たり。

温かいうちに食べるのが最も美味しいとされる。


【カルダモンパン Kardemummabullar】

カルダモンの香り豊かなロールパン。

リフは蒼とインヤと一緒に、温かいコーヒーと楽しむのが大好き。


【クルムカケ Krumkake】

巻き貝のようにくるんとした薄焼きクッキー。サクサクの食感が魅力。

蒼は中に美しく絞ったクリームやアイスを詰め、リフに手渡した。

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