• に登録
  • 異世界ファンタジー

スイーツ図鑑:57話

【パティサ Patisa】

山間の農村で、来客をもてなすために出される四角い小さな菓子。見た目も可愛らしい。

ひよこ豆粉、ギー、ナッツを練り重ねて作られた多層の生地は、外はサクッと、中はしっとり。

最後にブエンビが箱いっぱいに詰めてリフに渡した。


【カッタマ Qatlama】

発酵させた生地を何度も折り重ね、鍋に油を満たして揚げた菓子。

とにかくサクサクで、もちろん油分とカロリーも驚異的。

寒い日に食べると、幸せを感じられる一品。


【ハフト・メワ Haft Mewa】

さまざまなナッツやドライフルーツを集め、糖蜜に漬け込んで作る菓子。

材料は果樹園や倉庫からいつでも手に入るため、

北脊山脈の農民たちがもっともよく食べる点心のひとつ。


【バルフィ Barfi】

たっぷりの牛乳にナッツを合わせて作った柔らかいミルク菓子。

パティサと同様に来客用として供され、子どもから大人まで日常的に愛される味。

山麓では金箔をあしらった豪華な版本も作られている。

2件のコメント

  •  パルフィ美味しそうですね! 老若男女問わず愛される感じがすごくします。カッタマもいいけど、一つ食べたら夕ご飯に障りそうw
  • カッタマは確かにカロリーが高く、しっかりお腹にたまりますね。
    いくつもバリエーションがありますが、今回取り上げたのは山間の農村で作られている素朴なレシピです。農民たちにとっての、ささやかな幸せの味ですね。

    一方、バルフィは現実世界でもとても有名なお菓子で、保存が利くため Amazon でも購入できます。それに、比較的甘さ控えめな部類なので、幅広い人に受け入れられているのだと思います。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する