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  • 異世界ファンタジー

スイーツ図鑑:21話

場所:メンナ諸島・東方・コロニファ

【ソフトエッグ Ovos moles(Soft egg)】

ワイン産業の発展によって余った卵黄から生まれたスイーツ。

白い殻は軽くさくっとした食感で、魚介など港町らしい形に成形される。

中の黄味餡はとても濃厚で、口の中に香りが広がる。


【エッグヤーン Fios de Ovos(Egg yarn)】

同じく余った卵黄を使って作られた、細い糸状の甘い卵菓子。

「恋人を失った菓子職人の涙から生まれた」と語り継がれているが、

リフがその話を尋ねると、ヴァンユリセイが即座に「商人の作り話だ」と暴露したという。

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場所:メンナ諸島・東方・フィオ

【トゥロン Turron】

アーモンドと蜂蜜で作られる、フィオ特産のアーモンドスイーツ。

食感と硬さは、天炎大陸北方で人気のピーナッツ菓子に似ている。


【マジパン Marzipan】

フィオを代表するもうひとつのアーモンド菓子。

インヤにとっては特別な思い出がある。

やわらかな質感で、さまざまな形に成形したり、他の素材と組み合わせたりできる。

「庭」の北区のスイーツには、よくこの材料が使われている。


【チュロス Churros】

油で揚げた細長い生地菓子。砂糖やシナモンパウダーをまぶして仕上げる。

花形の絞り袋から押し出すため、独特の模様がつく。


【トリハス Torrijas】

パンをミルクに浸し、卵液をまとわせてこんがり焼いたトースト。

はちみつやシナモンを添えて食べるのが定番。

フィオでは朝食や夜食として親しまれている。


【カラメルプリン Caramel pudding(Flan)】

牛乳と卵を主材料にしたカラメルプリン。

作り方は非常にシンプルで、世界中に似た菓子が存在する。

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