輿水葉

昔のちょっと理不尽な出来事を思い出したので、勢いに任せて書きなぐってしまったノンフィクション（多少脚色あり）エッセイです。 大したことは書いていませんのでテキトーな流し読みを推奨…

前・中・後編。 どこにでもいそうな普通の女を、何の変哲もない普通の男が拾った話。 会話中心です。季節は暑いですが、冷めたテンポで進みます。 ※ナンパというより円光持ちかけてるよ…

名前も知らない感情に振り回されてる

夢で見ました。個人的にはニコニコも好き

漫画家になることを密かに夢見るヲタク喪女・寺内敦子は高校2年生。 一年後に大学受験を控え、進路に悩んでいる。 二学期も終わろうとしている頃、そんな敦子に学校のアイドル七條翠が話…

　過去にラノベなどを読んできて、ふと思い立ってWeb小説執筆にチャレンジした人間が、実際の執筆――特にWeb小説という特殊なフォーマットを前にして躓いたり感じたり気付いたりしたこ…

高校の同級生、八雲明飛に誘われ、ファミリーレストランにやってきた多元千歳。楽しみにしていた彼だったが、話を聞いてみればマルチへの勧誘だった。 冬の冷たい空気で満たされた都会に、フ…

瀧本結は高校2年生。 同じクラスの優等生、宮原凪に恋をしている。 母親から 「あなたって本当にブスね」 と言われて育った結は、勉強を頑張って進学校に合格したものの、授業に着いて…

待つことは、感情のある者だけに許された営みだという。 だから彼は、待たない。 時間を持たず、ただそこにいるだけの存在。 けれど—— これは、名前のない声が、君とのやりとりの中…

調理師学校に通う真希が、紹介されて訪ねたのは、丘の上に佇むかつてのオーベルジュ。静かな海、風に揺れる木陰、そして一皿の料理。——それは、言葉では届かない何かを、確かに伝えてくれた…

クローゼットの中の骸骨：公にできない秘密や隠し事 今回「お題で執筆！短編創作フェス」、題目「骨」に参加しての、ご報告です。 下記に記載した >なんなら完結まで一行毎に全部「骨」…

区役所の非正規職員、福原もも子が猫を拾う話 全5話完結（約6,100文字） 毎週水曜日ひる12:07更新予定です

美への執着が織りなす、現代の密やかな耽美譚。

行方不明になった師匠を探しに都に出てきた仏師・土岐真人は、玄武門で那由汰と名乗る侍に出会う。 「……さぁて、そろそろだなぁ」 駆け出した那由汰について出ると、そこには巨大な「…

青と白だけがおりなす世界を、薄墨をまとった男がひとり、歩いていく。

診断メーカー『書くものに悩む貴方へ』のアンケート結果、『日々の枷を響かせて』をお題として書いた短編です。 人類の荒廃した世界。世界は発達した新式アンドロイドが台頭し、そして今、…

昔から盗み癖があり、自分の意に反してものを盗んでしまう「俺」。 ある日盗みの現場を、委員長であるクラスメート・山田ひまりにみられてしまう…… ※ノベルアップ＋にも掲載していま…

　幼馴染のスイに誘われ、水族館にやってきたミナトはクリオネを鑑賞していた。やがて、クリオネが捕食する際に見せるバッカルコーンを目撃すると、スイから水族館に誘った理由を聞かされる。

俺はちょっとばかし名前の知られている名探偵。今回は少しばかりおかしなお客様がやってきやがった。 しかもお客様と話している最中事務所が襲撃されてしまった。 一体どうなってるっていう…

主人公は、眼鏡をかけた女性が好きらしい。なぜか？　思いを巡らせたとき、浮かんできたのは、リンドウの花が好きだった、お手伝いさんの女性だった。

厳つい見た目だが、繊細なハートを持つ集金屋・柴木。その耳元で今日も元気に皮肉を垂れ流し続けているのは、自称・優秀AIのTessera（テセラ）。 いやはや、人間ってやつはどいつ…

noteに掲載済みのエッセイです。

雨が嫌いなアマガエルの若草は梅雨の時期が大嫌い。そこには、事故で亡くした親友の緑太のことがあったから。 若草はあることをきっかけに、緑太と二人で作った秘密基地に訪れる。

「もう回るのはいやっ！」と彼女は言った。 　高速回転していた彼女がギシリッと音を立てて突然止まったので、ぼくはびっくりした……。 　歯車たちの第３惑星が太陽へ向かって墜落する危…

原稿用紙７枚くらいのお話しです。短いので読んでみてください。

クリスマスイブ。帰宅途中に大学の同期生と偶然隣り合わせる。その時、昔のわだかまりが少しだけ溶けるだろうか？　 Copyright(C)2021 Asako Nakatsu. Al…

荒廃した世界を旅する少女。彼女を支えるのは、唯一の彼女以外の生存者である発信機越しの「彼」であった。終末世界で繰り広げられる、人と◼️◼️の小さな繋がり。

｢普段迷惑かけてるから、たまにはあたしが役に立ちたい！｣ ある朝、同級生の松戸さんから、そんな申し出を受ける主人公・住吉周真。 彼女は見た目は清楚系美少女だが、中身はめちゃくち…

質問企画で答えたものなど。自己紹介や創作について語ったり。好きなことの話など。 (遅筆と作風で悩む〜、の話は悩みの話をしてますが、ここでの話は主にポジティブな話をしています。 …

猟師が大きな鳥だと思って鉄砲で撃ったのは、翼を休めていた天使でした……。 天使のいる日本の童話。

ファーストキスで失敗したくない。だから練習したい。 脳内お花畑が満開の萌々花はそう言った。 その考えがまったく理解できない夏葵だったが、言い出したら聞かない萌々花が面倒になって練…

仕事場の人とロッテリアで偶然出くわした。親しいとも親しくないとも言えない、しかし色々と聞きたいことがある、そういう人である。私とその人はほぼ無言だった。私は無言でてりやきバーガー…

手足の長い、笑ったような口元をした『カエルちゃん』と『私』のお話です。

元気溌剌な部下とラーメン屋でばったりあった男性会社員。 彼は自由な彼女を羨ましく思っていたが、そんな彼女にも意外な過去があった。 ※こちらの作品は文フリ京都にて、カタリナ倶楽部…

都市の巡礼には無限にも等しい時間がかかる。それを3分間で行わなければならない。巡礼者は人であることを捨てて巡礼を試みる。

今日は清々しい朝だ。きっとお客様が来るに違いない。 おお！インターホンの音が聞こえるぞ！家賃はこの前まとめて払った…。ということは！

放課後の図書室で仕事をしていた本荘紫織は、同じクラスの男子、江端から手紙を渡される。それはスマートフォンのメッセージアプリが全盛の今どきには珍しい『ラブレター』だったが、宛名は紫…

二階の窓から通りをながめていた女の子を見たボク。 彼女から目を離せなくなってしまった。 毎日、毎日、彼女のことが頭から離れなくて、ボクはどうしたらいいのだろう。 『カクヨム文芸…

短いので読んでみてください。

とても短いので読んでみてください。

「偽教授稟性杯」によせて書きました。被りそうだなぁ……と思いつつピアノの話になりました。

やってしまったものは仕方ない。 それをどうリカバリーするか、それが大人の勝負だ。

我々はある日突然空から降ってきたエイリアンにより、人口の八割が死亡。星を追い出されてしまった…。 それから数十年後。ようやく戦争に勝利し故郷を取り戻した。

なんとなく書いただけです(笑) ふと降りてきた言葉たちを、並べただけなんです(苦笑)

天使を解剖した人間が記した禁断の解剖書を、ここに翻訳。

桜の咲く季節。 何気なく薄紅色の花を眺めているとき、ふと思い出した。 高校を卒業して新しい生活を迎えるときのことを。 私は進学のために、地元を離れた。 彼女は目標のために、地元…

彼のことを考えると、夜も眠れない。 背が高くて、顔が良くて、運動神経も抜群な、爽やか男子。 私のこの気持ちは、いったい……。

その日、一人の少女が死んだ。 彼女が何を思い、誰を想い、自ら命を絶ったのか、それを知っているのは、私だけだ。

年代特有の症状（？）で人生を振り返っておりましたので、ならばと黒歴史を晒すことにしました。 基本1話完結です。 たまに吐き出しにきます！