これだから、真面目な奴が損をするなんて世界を認識するんでしょうね。でも人のためになることをした。それだけで筆者様は、素晴らしい!
友人との夏の日のエピソード、読みごたえありました。炎天下で必死に作業する語り手と、ちゃっかり美味しいところを持っていく友人との対比が鮮やかで、ユーモラスさと理不尽さが同時に伝わってきました。レビューせずにはいられませんでした。最後に「彼女になっていた」というオチも効いており、思わず苦笑い。 笑い話になってくれていてよかったです。当時のモヤモヤがよく伝わる一編でした。