𝚊𝚒𝚗𝚊

何気ない日々の中で零れ出る、普段着の言葉たちを歌にしました。 寝起きの独り言だったりボケツッコミだったり、愚痴だったり急に真面目だったり。自由気ままに詠んだ、着飾らない短歌たちで…

何気ない日々の中で零れ出る、普段着の言葉たちを歌にしました。 寝起きの独り言だったりボケツッコミだったり、愚痴だったり急に真面目だったり。自由気ままに詠んだ、着飾らない短歌たちで…

わたし麻織と、トール。幼馴染。それだけ。 それだけのはずだったんだけど……。 トラブルで引っ張り出された体育祭のサプライズイベント。 変わらないふたり。特別なふたり。

205◯年。秋晴れの午後の、とある老婦人のワンシーン。 自分の道は、自分で決める。だって、誰のものでもない、かけがえのない自分の人生だもの。 そうでしょう？

高校の入学式初日に恋に落ちた俺。なんて幸運だ、初めての席替えで恋焦がれる彼女のすぐ側の席になるなんて……！ しかしそんな幸せも束の間、俺は思った以上に深刻な事態に足を踏み入れるこ…

夏の雨に遭遇したふたりを切り抜いたショートショート。

「カクヨム短歌賞」10首連作部門参加作品。 ナチュラルハイとは、睡眠不足など極度の疲労時に起こる興奮状態のこと。

形になったもの、好きだなと思った作品をぽつぽつ綴っていこうと思います。 完全に初心者なため、純粋に面白いな、という気持ちでしか詠んでいません。でも、心の奥にある大切なものを形にで…

恋人の貴弘が浮気をしていた。 彼女の座はどちらも譲らず、私と浮気相手はふたりきりで話し合いをすることに。 女性二人の視点で、三角関係の行方を謎解き風に書きました。 （どんでん返…

梶山優希は、十三歳の中学一年。ピアニストとしての成功を母親から期待され、日々の厳しい練習の中で心身を消耗させていく。 無意識のうちに助けを求めた彼の元に現れたのは——。

小さなカウンター、たった一つの客席、そしてカウンターの中には……山姥。

ミス・ミストと呼ばれる変わり者との思い出。 彼女は産まれつきに万物の頂点にいることが決められているような少女。 好かれても嫌われてもいない、少女はどこに向かって生きていくのか？ …

　こちらはバツ3コミック発売感謝SSです。 　これだけでも短編として楽しめると思います。 　WEB版には登場していないイリスの弟、アークが主人公の短編です。

こちらはコミック『バツ３の看取り夫人と呼ばれていますので捨て置いてくださいませ』（雨乃家路先生）発売感謝SSとなっておりますが、本編を読んでいなくても一つの短編として楽しめるので…

一枚の絵画。 持てる技術、感性をすべて惜しみなく筆先に託す画家。 万人の心を揺さぶる芸術。 それは格式高き美術館以外にも存在する。

日々の中で、ふと浮かんだ独り言。 何とはなしの呟きですが、誰かの心にも届くといいなと思いつつ。

人類は遺伝子編集技術を用いて「完璧な人間」を作り出そうとしていた。グローバル企業「ネオジェン」は、政府の秘密裏の支援を受けて「プロジェクト・オーロラ」を立ち上げる。このプロジェク…

侯爵令嬢のフィーリアは、婿養子を探すべく婚活に励んでいる。 けれどどういうわけか好きになった人はみんな妹のルシアを好きだと言う。 不器量な自分がダメなのだと失意に沈むフィーリアだ…

五年前に早くも人生を詰んでしまった高校2年生の南蒼佑だったが、突然父の再婚によって同い年の義妹・羅奈と一緒に暮らすことになった。初対面で明らかにがっかりしている様子の羅奈は、高校…

ペット探偵が本格的な謎を解く、安楽椅子探偵ミステリです。 ミステリファンの姓名鑑定士・私、パートナー、親友、ペット探偵の四人が湘南のカフェで織りなす、謎解きミステリ。 連作短編、…

横浜市内の理科大学に通う安居院守泰（あぐいもりやす）は、宇宙物理学の研究者になるべく大学院に進もうとしていた。ある日、自分のパソコンに文字化けメールが届いていることに気付く。差出…

ほとんど音信不通だった僕の妹が、13歳の娘を連れて帰国することになった。 家族、久しぶりの再会。 家族愛がテーマの少し不思議なショートストーリー。

つれづれなるままに、ひぐらしPCに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、 そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

　超絶雨男のDK・雨宮旭は、デートの度の豪雨が原因で失恋し、とうとう空に向け暴言を吐く。すると、烈風と共に美貌の雨神がベランダへ降り立った。彼の名は須佐瑞穂。旭は怪しむが、瑞穂は…

カクヨムで活動する作家の皆さんの作品を読みながら、「こんな話、どうやったら思いつくんだ？」とか、「いつこんなに書いてるんだろう」とか、思ったことはありませんか？ このシリーズでは…

「地味でモブキャラなわたしが、好きでいてごめんなさい。心の中だけで想い続けていきます。だめですか？」 高校二年生のめぐりは、同級生の孝蔵に恋をして六年目の春を迎えた。高校の弓道場…

『王太子殿下は後宮に占い師をご所望です』（ビーズログ文庫）10/15発売。 上記作品のエピソードゼロ的なＳＳです。 発売にあたっていくつかＳＳを書いた中で没になったものです。 …

十六歳の村娘シンディは、敵国から嫁いできたシンシア王妃に容姿がそっくりだという理由で影武者教育を受け、亡くなった王妃に成りすまし王宮に入ることになった。 若き王、ルーカスは控えめ…

クロネリア・ローセンブラート男爵令嬢の最初の結婚は十三歳の時だった。 当時クロネリアには文を交わすだけだけれど、想い合う相手ハンスがいた。 派手な人生ではないけれど、穏やかな結…

歩くのが好きな「ぼく」が、ちょっとばかりファンタジックなお散歩するだけの話。

5分で読書シリーズ『通学路、振り返るとそこにいる』（ホラー）大賞を受賞しました！ ※書籍版は改稿してます。 小学校の通学路にある柳の木。 涙雨降る真夜中、そこには死者が現れると…

宮本 佳奈（かな）は、結婚6年目の専業主婦。 待ち望んだ子供を授かれないまま、夫の将希（まさき）と距離ができつつあることを感じ始めていたある日、会社の飲み会で遅くなるはずの夫から…

リアルタイムに自分の中に生まれてくる気儘な思いを垂れ流します。 自分自身に深く響き、皆様にも楽しんでいただけそうだ、と思われる句が生まれた時に更新していく予定です。 コンテスト期…

他の誰でもない貴方に届きますように。

恋人の貴弘が浮気をしてるらしい。 私は浮気相手の彼女とふたりで話し合いをすることにした。 彼女の想いと、優しすぎる彼の本心とは……。 ※こちらは『桜と涙の関係』のショートバージョ…

胃カメラが怖くてドタキャンし続けた10年！ ついに行って来ましたぁぁ

「百年前の相互情報通信網《ネット》にも、小説交換所とかあったの！？」 「うん、『ウェブ小説サイト』って名前だったみたいだけど」 「蜘蛛の巣《ウェブ》」というのが良く分からないけど…

一話完結の短編集です。ブログより転載。 長くて6000字、短くて200字くらいです。

ダイヤモンドプリンセスの乗船客手記です

☆カクヨムWeb小説短編賞2020 『短編佳作』に選ばれました。 いじめられっ子の私が、最高にかっこいいアイドルから告白されたよ？ 地味でドジな女の子が手に入れたハッピーな日々…

＠nangokuice さん、久しぶり〜！　そんな軽い言葉から始まった恐怖のDM！

タイトルは自身のブログ「黒猫屋的日常」と、読み切り短編以外完結した作品のないマンガ家西村しのぶ画伯のサイト「下山手ドレス別館」（←ここも日記は２００４年以降更新がないぞ、新刊情報…

世界を覆い尽くした恐ろしい夜が、少しずつ明けていく。 ——そして僕は、待ちきれずに外へ出た。 君に会うために。 ※拙作『この夜が明けたら』の続編的な位置づけですが、本作のみ…

喧嘩をしたまま、会えなくなった。 今になって、思うんだ。 だから。 この夜が明けた時には。 ＊『夜明け』というタイトルで、本作の続編を公開しております。お気が向きましたら、…

洋子は、入院している幼馴染、正太郎に会いに行く。 彼は、高校に入ってすぐに発症した病気が原因で、入院生活を強いられていた。 ラジオから、東京オリンピックまであと一年を切ったと言…

憂鬱なはずの月曜の朝。 でも、私たちはそれを待ちきれない。 風の噂で知った、とある企画への参加作品です。ジャスト1000文字。

新聞配達をやめ、自動的に専門学校も辞めた。 それと同時に一人暮らしも終わりを告げ、しばらくは軽いアルバイトをしながら実家で生活していた。あまり先のことは考えていなかった。 その頃…

予言者として世相を占っていた姉の花梨が亡くなって半年後、彼はやって来た。 花梨の代わりに、私に予言をしてほしいと……。 ※作中の九年周期においては、諸説あります。 ☆カクヨ…

「どこの国がおすすめですか？」 彼の答えは既に決まっていたようだ。 「カナダのバンクーバー」 彼は一瞬の迷いもなく、そう答えた。 「じゃあ、そこ行ってみます！」 僕も一瞬の迷いな…

「ねぇ、今夜暇？」 そう言って、彼女は僕の顔を覗き込む。 「あぁ、別になにもないよ」 「じゃあさ......」 それは、彼女からの提案だった。