藤堂こゆ

藤堂の思いつきを取り留めもなく走り書きするスペース。

自らの心の洞穴を覗き込み、見えないものに目を凝らし耳を澄ませる試み。 一日千文字、一話完結。

韻を踏むということからなんとなく逃げてきたので、今から練習しようと思います。 「詩集」ではなく「詞集」と呼びたい。

ひとくくりに三人称小説と言っても、その中でも幅がある。 みなさんはどのバージョンを選んでいますか？

たぶん珍しい原石です。

これは一体なんだろう？

詩です。

ナンセンスな詩。

小説でも詩でもない。そんなモノが、あってもいいでしょ？

死んだ状態と生きた状態が重なり合った猫。 そんなものが存在するのかと問うのも無意味だという。 僕と僕は相容れない。 相容れないけれど、重なっている。

日常を取り上げた短歌集。 センスがあるかはさておき、楽しんでつくったので万事よし。 ――登校路でハンカチを落としたのはほんとの話です。今日一日どうしよう。 ＊カクヨム短歌賞【…

ヤマシタ　アキヒロさんの自主企画「『図形詩』を作ろう」への参加作品。 せっかくならと、思いっきり「奇抜」にしてしまいました。みなさん、読めますか……？（心配）

高校二年生の咲希。彼女は大人しく、クラスでは一匹狼な存在だ。 そんな彼女にも、塵のように小さなストレスが積みあがっていく。その量が境界値を超えたとき彼女は――。 これは、いつも…

親友どうしであるレッカとスグリは、とある理由から対峙することになる――。 ただアクションシーンの練習のためだけに書いた習作。 まだ下手くそなのには、寛大に目をつむってください。…

戦没者に捧ぐ。 『きけ わだつみのこえ』を読んだとき、私の魂は確かにあの筆者たちの魂と重なり合いました。現にこうして、私から染み出してきて止められないほどのものなのです。 この…

人を笑わせる力が絶望的にないので、街角でクスッと笑ったことやふと思いついたしょーもないネタ等を書き留めることにした。

詩です。

詩。

『あたらしい』、『いま』、『うたかた』、『えんぴつ』……五十音で始まる短い詩の集。

私の隣には詩人が住んでいる。彼と私とはただの知り合いにすぎないが、かつて訳もなく死について語り合った仲だった。 それ以上でも、それ以下でもない。 ――今際の際に、あなたはどんな…

桜吹雪は人の涙にどこか似ている。 ＊思ったこと、想像したことをコメント欄に残していただけると嬉しいです。

一人の士が、廃れた集落にやって来た。 そこにはただ一株の藤の木があるばかり。 そこで彼が見るものとは。 藤の香りよ、悠久に——。

でたらめを並べたクレイジーな詩集。

ガラスの靴って絶対かたい……。 人生初のパンプスでのお出かけで半日しかもたなかった作者が書きました。

※筆者の記憶を頼りに書いたので、正確でない部分がある可能性があることをご了承ください。

「俺」こと加崎正樹はごく普通の男子高校生。だがある日、親友の寛太と「胸」について話しているところをクラスメイトの篠宮玲子に目撃されてしまう。 しかも玲子は体育着袋を落としていき、…

みんな、カレー、好きだよね？

――これは、よろずの和歌たちから着想を得て紡がれる短編集。 『万葉集』、『古今和歌集』、『小倉百人一首』……。 日本には和歌という文化があり、太古の時代から星の数ほどの和歌が作…

詩は真面目でない方がいいのだが、今回は真面目っぽくなってしまった。 これは意見でも何でもなく、誰かの目から見た世界である。

髪に思いを馳せた詩。 不定期投稿。

これはまだ幼かった〝私〟の記憶。 どこに行こうとしていたのかわからないけれど、〝私〟は母親と駅のホームにいた。すると突然母が〝私〟の手を取り走り出して……。 ＊この物語はフィク…

渇いた者の詩。 きぼう【希望】 ①こうあってほしいとのぞみ願うこと。また、その願い。 ②将来に対する明るい見通し。 ——『名鏡国語辞典』より

何人もの人間を殺したと言い張る語り手（＝藤堂のメタファー）の独白。 たいそうな創作論ではありませんが、遠回しに創作倫理を問うてみました。

為政者、囚人、青年、果ては神まで。彼らはどんな思いを持って革命に向き合うのか。 ショパンの『革命のエチュード』にインスピレーションを得た、革命と音をテーマにした暗めの詩集。

30秒で読み終わる（ストップウォッチで測って確認済み）習作集。 中身はだいぶ不謹慎な話が多いです。 一話完結。

小さい子に話しかけられたら、目を見て真摯に聞いてあげましょう。

明けましておめでとうございます！ 2025年、年頭の誓い。 谷川俊太郎さんの『年頭の誓い』へのオマージュでもあります。

メリークリスマス！ クリスマスをテーマにした詩集。

ある小説に登場させるために書いた、二つの雨の詩です。 （その小説は『小説家になろう』の方に連載していますが、更新ストップしてますし、正直あまり面白くないです。）

しめやかな葬式に、高らかな葬送曲が鳴り響く。 一話と、その背景を明かす四通の手紙。 ＊カクヨムコンテスト10【短編】中間選考突破作品です。 〈登場曲〉 ・G線上のアリア／リ…

授業中にルーズリーフに書いた雑多な詩の集。 内職ってはかどるよね。

詩にまつわる一篇の詩。

昔書いた一編の詩です。

桜の妖精と私の不思議な物語。 ※注意：この作品には自殺に関する描写が含まれています。苦手な方はご注意ください。

夢を持てない〝私〟へ――。 ある日、高校生の〝私〟は、いつも登下校で使う電車『各駅停車みらいヶ丘行き』の中で見慣れない女性に出会う。〝彼女〟の秘密とは、そして高校生の苦悩の行方は…

高校生の『青年』は『博士』の発明品の実用実験を引き受けてバイト代をもらっています。 今回の発明品は『雨を降らす傘』。なんでも、開くとたちまち雨が降り出す傘だとか。 青年はその傘を…

娘、少年、漁師、魚、……皆それぞれ違った思いを抱いて海に対面する。 海をモチーフにした詩集。 ＊カクヨム甲子園2024中間選考通過作品

書かなければ死んでしまう角田。 読まなければ死んでしまう夜宮。 病院のロビーで偶然出会った二人は互いを補いあい助けあってそれぞれの生活を守っていく。 しかしある日、夜宮が発作を起…