「見て」を含む小説

むかし……母からよく冒険譚を読んでもらった。 〜〜この世界には『天空の迷宮』が存在し、大空には無数のダンジョンがひしめきあっていた〜〜 〜〜遥か空の彼方には、火山が噴火…

2050年代に現れた謎の要塞──通称“ダンジョン”。 ダンジョンから出てきたのはゴブリン、ガーゴイルやスライム、ドラゴンなど……様々な魔物が人々を襲いはじめた。 ファンタジー…

思いついた詩を、とりあえず置いておく場所です。 作者の価値観と思いつきと、自論が源泉です。 正直、自分でも何を言いたいか分からない詩も、たまに出てくると思います。 それでも、他人…

　とある異世界、その中心に位置する中央大陸で、八大公――ドラゴニュート、ヒューム、エルフ、ドワーフ、オーク、ゴブリン、オーガ、ビーストマン各種族を統べる者・大公――の乱と呼ばれる…

ガタガタの古いアパートで暮らす、生きる意味を失った一人の老人。 他の住民が次々と去っていく夏のある日、彼は切手を買いにコンビニエンスストアに出かけていく。

光を見ました。今は心で見ています。

　不治の病に伏し、余命幾ばくかの母をもつ少年・坂上旺馬は“命の大精霊”に見出だされ、八柱の大精霊が覇を競う《精霊遊戯》へと巻き込まれていく。 　命の大精霊から与えられたのは、…

俺はファルコア＝ブリムストーン。 英雄に憧れて学園で頑張っていたが、色々あって挫折してグダグダ学生生活を満喫している。 目標を見失った俺は、いろんな出来事（ほとんど原因はとある親…

「これが何かわかるか？　」――霜月は興奮した素振りでそれを包丁でスライスすると、徐にホットプレートで焼き始めた。香ばしい肉の焦げる匂いが、研究室内に広がっていく。その匂いは、彼の…

　深夜０時５３分。 　高校一年の山下孝は、姉と狭い団地で寝床を分け合いながら、お気に入りの深夜ラジオ《ドッとライジング！》を欠かさず聴いていた。 　笑いと下ネタで始まるその番組は…

合唱を始め、コンサートや楽器、音楽の魅力はいろいろあります。人それぞれ違うと思いますが、日常生活で音楽関係に触れた際に徒然思うことを紹介します。

作者の脳内を垂れ流した、妄想暴走系・脱線全開・酔っ払い風（たぶん）短編！ ラジオ体操第一と同時に目覚め、ス〇ゼロ片手に執筆開始──そんな生活習慣から生まれた、作者が見た・聞いた…

『誰もが読み、誰もが笑い、そして誰もが震える。』――冒険者の失敗を綴る、皮肉にまみれた恐怖の新聞“迷宮実話” 記者の姿を見た者はいない。だが誰もが知っている。記者は助けた冒険者の…

（幼年期）Ｋは修道院で暮らしていた。そこで起きた年少の子供の死。その子の死に関連する男もまた修道院を出る直前に逝った。修道院とはいったい何のためのものなのであろうか Kを巡る最初…

映画館からすっかり足が遠のいた今、映画はすっかり自宅派。 あらすじ、ネタバレは極力避けて、書いてもそれ以外の情報だけ。 個人的な感想を書いておりますので、お気に入りの絶賛映画も …

いとうみこと様の自主企画参加作品

初めて、寿命以外で魔王が亡くなった。人間に討たれたのである。遺言がなく、魔族たちは大わらわ。倒した人間たちは撤退して、継承権７位の弟、８位の甥が結託しているのではないかと疑われて…

霊感を持つ友人がいるという人物から聞いた、不思議な話の数々。彼女が見ている世界とは──。（死相） 夜の山中を歩く男が、行きずりの青年と四方山話をする。しかし青年の正体は、男が想…

ダンジョンを探索して百年。攻略したダンジョンをリフォームし永住の巣にしたはいいものの、いつしか魔物が地上に溢れ、穴の外の人間を襲う事態が発生。それからというもの愛するマイホームは…

両親を事故で失った女子高生・宮 雪花(みや ゆきはな)。 「おかえり」が返ってこない家。色褪せた世界。 そんな彼女の目に、“あり得ない見出し”が飛び込んでくる。 『完全没入型V…