「詩 物語」を含む小説

ひとしずくの水が、自らの旅を語る。 海に抱かれ、空へと昇り、雲となって降りそそぐ。時には氷となり、時には葉や生き物の中で命の一部となり、やがてまた海へと帰っていく。 その姿は絶え…

全ての陸地が海中へと没した遠い未来。 人類は陸地を再生するため、〝鯨〟と呼ばれる人工知能搭載型のマシーン（形は少女）に、海水中の元素を集めさせていた。 造物主である人類すべてが…

　エイリアンによる侵略戦争での辛勝から三十年。夢物語と言われた世界平和はついに成就されたが、所詮綺麗事に過ぎなかった。各国の諜報機関や秘密警察は犯罪やテロを未然に処理し続け、その…

可愛い物好きで趣味は料理の俺こと詩信、文房具とカメラを趣味とする芸術肌な俊。 高校も違う、趣味も違う2人は幼馴染で、周りには内緒の恋人同士。 そんな俺(詩信)と俊の2人の物語。

恋。 それは、相手をもっと知りたいと願うこと。 それは、相手にもっと近づきたいと求めること。 それは、相手に強烈に惹かれること。 そして、切ないまでに深く思いを寄せること。 …

湖畔で出会った、世界で一番美しい存在。 僕は一目で恋に落ちた。 しかし、触れようとすると彼女はすり抜けてしまう。 触れられないもどかしさと、募る愛の切なさ―― 幾日かが過ぎた頃、…

連載作品執筆の合間に書いた、掌編小説です。 夕暮れの電車。そこには、騒がしさの中に存在する静けさ、そして個々の世界が複雑に交差する景色が広がっている。これは、ありふれた日常の一…

　少しだけ先の未来では、高度な人工知能（ＡＩ）を搭載した電脳の歌姫、［シンガロイド］たちが人気を集めていた。 　かつて電子の歌姫と呼ばれ、ボカロというジャンルを切り開いた偉大な先…

手のひらに収まるくらいの、小さな小さな物語

詩集みたいなものになります。 「ただの言葉の羅列」です。

内気な私の心を支えてくれたのは、大切なぬいぐるみと、幼馴染の奏太くんだった。 高校生になり、彼への想いが恋心だと気づいた詩乃。 でも、今の関係を壊したくなくて、気持ちを伝えら…

光に照らされ、音に包まれて――。 ｢わたし｣が「君」への想いを紡ぐ、青春連作詩。 彼の奏でる音色、黄金に揺れる髪、その瞬間ごとに変わる心のざわめき。 これは、恋の始まりから、まだ…

ほっこりするような、暖かい物語をあなたに。ティータイムのようなほかほかした時間を差し上げます。

神楽鳴と青色矮星、二人で書いた詩のまとめです。 ＊いくつかの作品は、アカウント削除済みですがnoteに掲載していたことがあります。

改めて新しくカットアップ小説を作ります カットアップ小説ですのでストーリーやプ ロットはありませんが、面白い言葉の配置 や場面場面で何かの雰囲気のある作品にし ようと考え…

口下手な彼と、つい溜息をついてしまう私。 それでも、互いに想い合っていることは分かっている―― 恥ずかしくて伝えられない確かな思いは、背中から愛が溢れている。 すれ違う女心と男心…

小鳥遊（たかなし）　詩雛（しいな）こと「しーちゃん」は小学4年生。親友が転校して暇になり、スマホのアプリを見ていたら不思議なアプリを見つけた。 『異世界通話』というそのアプリは…

『夢のけすかの欠片』─観る詩、読むモノローグ─ こちらは夢のけすか劇場。 短くて自由な “ひと幕” の詩や妄想語りが並ぶ、演目リストです。 涙あり、笑いあり、独白あり。 どこ…

東雲と鈴村、2つの一族の因縁は続く。 祓い師である詩乃の戦いは終わらない。