「異譚」を含む小説

異端者共の両奇譚という小説の番外編です。 本編ではなかなか触れてもらえない裏の世界線での話を載せていこうと思います ↓本編 https://kakuyomu.jp/works/1…

ごく普通な家庭の主婦トモミは趣味のママさんバレーの練習に向かう途中、不思議な体験をする！ 　魔物の死骸が転がる戦場で目覚めたトモミは、伝説の騎士として転生していた⁈

「あなたは、“太陽の瞳”を持つ者。神に選ばれし戦士。いずれ、影の国を討ち果たす者として、帝国の未来を背負うかもしれない」 ☀あらすじ ソラリス帝国は、「予言書」で運命を決める国…

「きさらぎ駅」を知っている方も多いだろう。しかし、この世界の「きさらぎ駅」は単に恐ろしい場所とは言い切れない。 「栞」という少女が悩める人々を呼ぶ｡そんな場所である。 「おいでよ…

凡人のまま転生した少年アルディス。 魔法が衰えた辺境の村で、彼は「神の言葉」を鵜呑みにせず、理を問い直す。 詠唱を削り、理を継ぎ直す術――錬理術を編み出したとき、世界は軋み、眠っ…

平凡な高校生・海央守は、ある日修学旅行から帰る途中で異世界へと飛ばされてしまう。 同級生たちとはぐれてしまった守。クラーケンの少女・カナ、船の精霊・トワと出会い、彼女らの助けを…

旅籠の主人の娘として暮らしていた椿は、生まれつき盲目ながらも両親の愛情を一身に受け幸せに暮らしていた。 しかし、十歳の時に両親が逝去。後に後見人となった叔母夫婦に旅籠を乗っ取られ…

小さな命が、大きな恩を返すとき。 山の静寂に響く足音は、感謝か、それとも警告か。 自然と人の境界が、ゆっくりとほどけていく。

穢れと呼ばれた公爵家の娘、ヴィクトリア。 隣国から現れた“異端王子”ルシアンとの婚約は、明らかに政略であり、打算の産物に過ぎなかった。 だがそれは決して“偽り”ではない。 互い…

長きにわたって暴虐の限りを尽くしたリンドヴルム王国。その国は一度のクーデターで滅んでしまう。 そこには黒き影が関わっており、それは一本の黒き剣だけで騎士たちを圧倒し、反乱軍に貢献…

英雄と呼ばれた銀髪の女性騎士、マルタ。 ある日、とある森で平穏な時を過ごす彼女のもとに、セーラと言う少女が押しかけてきた。 そしてマルタに、貴方の英雄譚を聞かせて欲しいと頼み込む…

ある日、少年は唐突に自分が異世界に転生している事に気がついた。 だが前世の記憶も曖昧だし、神様が授けてくれたチートも無い。そんな『中途半端』な少年の日常は異世界で心揺さぶられる様…

『あたしの名前はシュリュッセル、名探偵よ』 言葉も文化も通じない異国で、最初に出会ったのは、赤髪の少女。 彼女の名はシュリュッセル。自称・名探偵。 しかも、彼女は私を“助手”…

現実では父親から業人と呼ばれる男。 そんな浜 謝不という男が自らの妄想を形にしたような小説の主人公と入れ替わってしまう。 現実の誇大妄想狂が自らの妄想世界に闖入し、他方では妄想世…

草薙の剣に潜む“異常”。神器が揃うとき、未来に災いが訪れる――。 義経は静御前と“神婚”の契約を交わすことで、未完成の才を完成へと導かれる。 しかし、完成とは即ち終焉でもあった…

誰かをずっと“待ち続ける”人影がある。 学生服を着たおっさんは、知らない誰かとの再会を信じてベンチに座り続けていた。 それは、届かなかった願い。 誰にも気づかれなかった祈りの残…

この日常は、“最終回のあと”からはじまるラブコメです。 愛情しか知らなかったふたりが、友情を知って、もっと深くつながっていく学園の日々。 「一人目の僕は、龍哉くんを失って 　二…

語り部の祖父が遺した古い日記、それは、誰にも語られることのなかった神話生物たちの物語だった。 『綴言の力は、言葉が世界を織りなす糸じゃ。お前の中にも、その力はある。』 忘却…

　幼馴染の新垣緋鞠を《狂愛》する羽柴将憲は大人になるまで告白を我慢してきたが、小学・中学と学年が違う所為で思い出が共有できない事に本能（煩悩？）が限界を迎え……彼女への告白を決行…

夜のビルに現れる行き先不明のエレベータ。案内人の鵯宮ルカは、生と死のはざまの「心が中途半端な人々」を“運ぶ”仕事をしていた。ある日、現れた記憶喪失の美少女・ミコト。「私をどこへ連…