千年前から未来の国にやってきた主人公の道影が、皮肉屋紳士と自称探偵に出会い、やがて未解決事件に巻き込まれていく物語です。未来の生活様式や文化に戸惑いながらも、少しずつ順応していく道影の姿が面白く、特に食べ物への感想に千年前の価値観を持ち出す場面では思わず笑ってしまいました。本作はミステリー要素と歴史要素が強い作品ですが、キャラクター同士の掛け合いも魅力的なので重厚な世界観に負けない存在感を放っています。物語はまだ始まったばかり。重厚な世界観に飛び込むなら、今です!今なら、間に合います(笑)
t国へ向かっていた元・外交使節の道影が、目を覚ますと、そこは言葉も通じぬ異国の地――魔法もスキルも存在しない異世界で、彼が頼れるのは《言葉》と《知識》と、そして《好奇心》だけだった。出会ったのは、名探偵(自称)を名乗る赤髪の少女・シュリュッセル。半ば強引に“助手”に任命され、未解決事件『紅茶事変』の謎に挑むことに――!?これは、通じない世界で、少しずつ“通じ合っていく”ふたりの、ことばと心をつなぐ物語。
それぞれのキャラクターに魂が込められていて、願いや目的を感じ取れる素晴らしい作品と成っている。只、私にとってこの作品を読むに当たって求められる教養のラインが高く語句を調べなければ少し理解に困る表現も見られた、私に教養が無いのでなければ、多少難しい表現が使われており読書初心者や、頭空っぽのバカになって読書したい人にはオススメし難い
簡潔な言葉回しで読みやすさがありながら、しっかりと必要な情報を織り込まれてます。ミステリアスな世界観なので、最初はイメージが付きにくい人もいるかも知れませんが、一度その独特な世界観を理解すると、するりと脳内イメージで物語が見えてきます。一風変わった物語を読んでみたい方にお勧めです。
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