「なんか暗い」を含む小説

古い日本家屋で奇妙な体験をした話。 ある日の夜。自分の部屋の前に、白いネコのぬいぐるみが置かれていたのです。足音は聞こえなかったのに、誰が置いたのか……。 『怖そうで怖くない…

”書く習慣”アプリで書いたものを上げてます。 ”書く習慣”とは毎日お題が出て、それをテーマに書いたりするアプリです。 クオリティにはばらつきがあります。 ジャンルも文量もバラバ…

　梅雨時。湘南にある県立進学校に季節外れの転校生が編入してきた。沓鵞路二（くつわしじに）通称ジニ、十八歳。 　暗い目をした、感情の失せた美しい少年だ。 　彼は過去に婦女暴行事件…

★、応援ありがとうございます。 更新が遅れていてすいません。 最終的に捉え方も考え方も皆違うと思いますが皆違っていいと思います。考えてみてもらえると嬉しいです(笑) 今回…

亡くなった祖母から聞いた話。 10歳のハナは父から使いを頼まれ、飼い犬のゴンと山道を歩いて従姉妹の家を目指す。 帰り道、暗い林の中で見たものは……？

兄弟殺しの掟。 皇帝になれなかった王子は、処刑されなければならない。 オスマン帝国においてこのようなものが慣習化して、約半世紀。 スレイマン大帝の５男として生まれ、６人兄弟の…

【カクヨムコンテスト2021 短編特別賞受賞作品】 どこにでもいる普通のアラサー女が風俗と出会いその門戸を叩き、風俗嬢になって働く実話です。 借金もしてないしホストに入れあげても…

そしたら人間が化け物になるわ、町は封鎖されるわで大混乱！ で、原作者のあたしは自ら主人公を演じ、予定調和で呼ばれた「登場人物」たちと青春しながら「空想概念マウントバトル」で世界を…

薄く煙るような街の片隅。 古いジャズが流れる小さなお店で、 私は今日もコーヒーを淹れている。 今日も、ひとりの女性"白崎さん"が扉を開けた。 優しい香りと湯気のなかで、ふたりの…

暗くて、少し優しい。 どこかの世界の、誰かの話を短く綴ります。 貴方の感じたものが物語の答え。 読んだ君は何を感じた？ 一話完結。更新は気まぐれに。

毒霧に覆われた辺境の街・エルメンテス。 百年のあいだ街を蝕み続けるこの霧は、人々の体と心をむしばみ、街全体に暗い影を落としていた。 そんな街に、一人の調香師がやってくる。名はア…

こんなタイトルですが、恋愛メインじゃありません。 いや、この手の話を「読む」のは嫌いじゃないんですが、いっつもフラストレーションが…… 偉い人に言われたからってさぁ、無力な幼女…

《ヘラス》。そこは神々と英雄が生き、伝説が日常に息づく地。現代日本から転移してきた男子高校生、秋月ヒイロ。彼は神の祝福を受け、華々しい力に目覚めて『英雄』となる────はずだった…

　日向涼には、西暦2350年に生まれ45歳まで生きた日本人ヒロが宿っている。つまり未来からの転生人の意識を受け入れている西暦2010年生まれの日向涼である。330年未来に生きたヒ…

大規模な犯罪組織、ヴァルキリーが壊滅へと至るきっかけとなったある事件から一年半、とても優秀だが無茶な捜査ばかりする警視庁捜査一課の警部、唯川瞠はついに異動となった。移動先はまさか…

卵が割れるのを見るのは悲しい。 私は反射的に、もうこの人と同じ家にいたくないと決意し、闇の中へ飛び出した。 外の幹線道路を渡り、どこまでも暗い道を走った。 割れた卵は、もう元…

【序章】 憑依転生、平凡からイケメンへ　――これは、転移でも転生でもなかった。 ある日、学校の帰り道で遭遇した不審者によって異世界へと拉致された主人公が入れられたのは、美しく、…

社交界で「黒百合姫」と揶揄される令嬢ツェツィーリア。気楽に行きおくれ生活を送っていたが、実家が没落。そこに辺境伯から届いた縁談に藁にも縋る思いで結婚を決めたが、待っていたのはやた…

エッセイを連ねてみようと思います。 特になにかイメージがあるわけでも、なく。 只、文字に起こして、置きます。 エッセイ風にしていきたいなと思います。 暗い話ばかりですが、読んでく…

日本から数千キロ離れた世界一の人種差別大国、リーランド。この国で人材紹介会社に勤務する駐在員の真理子は、クライアントからの依頼により、現地在住でリーランド語に堪能な日本人通訳を探…