概要
祖母から聞いた、昔話風怪談。
亡くなった祖母から聞いた話。
10歳のハナは父から使いを頼まれ、飼い犬のゴンと山道を歩いて従姉妹の家を目指す。
帰り道、暗い林の中で見たものは……?
10歳のハナは父から使いを頼まれ、飼い犬のゴンと山道を歩いて従姉妹の家を目指す。
帰り道、暗い林の中で見たものは……?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!それに、ついて行ってはいけない……。
これは、主人公のおばあちゃんのお話にございますな。
これはマクラになりますが、「狐憑き」これは現代でも確かにあり、
私の実家にもこのような言葉がありました。
それが本当に「狐憑き」何かはわかりませんが、幼少の頃、朝の四時ぐらいに父親に起こされて、窓の外を見されられると、冬なのに全裸で山道を走って登っていく男性を見ました。
父親曰くあれが「狐憑き」なのだそうですが……真意はわかりません。
長いマクラになりました。
おばあちゃんは、お父さんの弟さんのところまでカボチャを届けにいくことになりまして、
道中、犬を連れて深い山道をいくことに。
しかし、弟さんは病に臥せっているようでございまし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!美しい情景描写で紡がれる、不思議な怪談
語り部の祖母を中心とした物語。
語り部は、祖母が10歳の時のことを語る。
祖母のハナはある夏の日、小高い山を越えた先に住んでいる父の弟――シゲルに、かぼちゃを届けるようにと、父から命令される。
ハナは飼い犬のゴンを連れていくことにした。
シゲルの家に着き、かぼちゃを届けて帰るとき、彼女は山火事が起きているのを発見する。父にその事を伝えようと急いで自宅に戻ろうとした時、ハナは恐ろしいものを見た……。
というのがこの作品の大まかな流れです。
どこか幻想的で不思議な話が、丁寧な情景描写で語られています。
読み終えた後、悲しいような、寂しいような、なんとも言えない気分に…続きを読む