「童話」を含む小説

どんぐりの木から落ちた一つのどんぐり。 枝に付いていた時とは世界が変わりました。 ドンたろうという先輩はこのどんぐりに地上世界を案内するのです。 優しさも厳しさも地上にはたくさん…

はるか昔の大昔の話。 森には魔物がいると言われていた時代。 一人ぼっちのボクは、ニンゲンには恐れられて、太陽には嫌われている。 そんな時にキミは現れた。

鬼ヶ島に暮らす鬼たちは、自然と共に平穏に生きていた。 その命の源——金銀は、彼らにとって“食料”であり、“魂”だった。 だが、海の向こうからやって来た人間たちには、それは“財宝”…

ひとりぼっちのシーソーに、ありんこがのぼり、ちょうちょがとまり、ネコやこどもたちがやってくる。 ぎっこんばったん——小さな出会いがつながって、シーソーは、たのしくやさしい場所に変…

　三年前、とある事情で航空機長から解雇された父親を持つ少年、八島幸信（やしまゆきのぶ）は、バーベキューの最中、父親の大切なフライトキャップを譲り受け、一羽のカラスに出会う。バーベ…

ここは相互監視によって秩序が保たれる世界。「ノケモノ会議」のルールの中で人々は生きている。南天カナコもその一人だった。しかし、彼女の生活はライオンの尻尾が生えた男の子、柊レオの登…

言葉を交わさなくても、人はすこしずつ近づける。 生まれながらに与える側だった王子と、 声なき沈黙の奥で生きてきた姫。 ふたりの時間は、ときにぎこちなく、ときに残酷にすれ違う。 …

小学生の僕は、道端にカボチャが落ちているのを見つけた。 このカボチャは、どこからきて誰が落としたのだろうか？？ カボチャがおちていたのは本当のことです。（実話） カクヨムの名探偵…

極夜に包まれる街を見下ろす断崖の上に、その屋敷はあった。 屋敷に仕える美しい従者は、主人のために街へと降りる。 そこで出会ったのは、1人の旅人だった。 ※本作には、明示的な性描…

☆☆☆毎日夜7時更新中☆☆☆ ある日、激しい頭痛と全身を巡る激痛によって、蘇った転生前の記憶は、スイーツばかり。 まだ食べていないコンビニスイーツに夏の新作ドーナツ、冷凍庫…

枯葉が舞い、ひんやりとした空の下。男の子は、お父さんと一緒に夜空を眺めていました。 「どうしてお星さまはきらきらしてるの？」素朴な問いかけに、お父さんは「星をまく妖精さんがいるん…

ここは小さな靴屋さん。　ここではお客さんのオーダーメイドに合わせた靴も販売していました。　そして店主はフードを被って今日も靴を売っている。

優しい少女が、誰にも知られず、誰の記憶にも残らず、 それでも誰かの悲劇をなくし続ける物語です。

カクヨム「詩・童話・その他」、カクヨム短歌賞総合、カクヨム短歌賞1首部門、 3部門で週間ランキング1位(2025/06/28)。 カクヨム短歌賞【ナツガタリ'25】（1首部門）…

1話完結の短編童話です

女を捨てた桃太郎、倒すべき鬼に惚れ込んで

現在、自室で、長編小説を書けない小説家がいました。 遠回りこそ最短の近道……だと信じて頑張ります。

ある静かな森に、ハチドリが一羽。 森に一人の傷ついた旅人が辿り着きました。 静かな森には狩人が来てほしくない。 そうは思えど………。

のどかな春の日。 坊やは母ちゃんと森へ出かけます。 そこで出会ったのは………。