やさしい語り口でどんぐりの冒険を描く童話。主人公のどんぐりに教えたりあえて言わなかったりする先輩どんぐりは経験値が高いのだろうなと思わせます。主人公の新人どんぐりも、冒険に連れ出してくれたベテランどんぐりも、大きくて立派な木になってくれればいいなと思います。明日のことは誰にも分らないけれど、願うことは自由なはずだから。